ミュージカルコラム

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【This is the moment(ミュージカル曲)を上手く歌いたい!】ジキル&ハイド/Jekyll & Hyde「時が来た」歌い方・歌 上達 歌唱法

ミュージカルソングの王道曲、以下の歌唱ポイントやアプローチを参考にしてみましょう。

[曲名] 時が来た/This is the moment

 

[演目] ジキル&ハイド/Jekyll & Hyde

[演目について]
イギリスの作家ロバート・ルイス・スティーブンソンの小説「ジキル博士とハイド氏」をもとにしたブロードウェイミュージカルで、作曲のフランク・ワイルドホーンを一躍スターダムに押し上げた作品。

[曲について]
1992年のアルベールヴィルオリンピックの公式テーマ曲にもなったこの曲は、人間の善と悪を分離させる薬を開発したジキル博士が、自らをその実験台とするも、実験の成功を信じ、期待に胸を膨らませ、己の決意を歌うナンバーです。

[歌唱のポイント・アプローチ]
厳かに始まり、徐々に盛り上がりを見せ、サビで高らかに歌い上げる構成は、まさにミュージカルソングの王道。
この楽曲は、、間奏などは全くなく、曲が始まり最後までの約3分間エネルギーをキープしつづけるためには、相当のスタミナが必要です。
前半を楽に歌って、後半でスパートをかけるという歌い方では逆にバテてしまいますので、一見楽に歌えそうな前半をあえて楽に歌わずに、豊かなチェストボイスの響きを使い、支えを抜かずにサビにつなげられるよう練習してみましょう。

【注意】

本コラムは、初めてミュージカル曲を歌ってみたい
という方のためのミュージカル曲解説となります。

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