【ボイストレーニング コラム】音痴克服法(音痴解消法) その2 自分の声の秘密を知ろう!


Voice training

ボイストレーニング お役立ち情報

2014/08/12

【ボイストレーニング コラム】音痴克服法(音痴解消法) その2 自分の声の秘密を知ろう!

 

このページは、ボイストレーニングに関して、とても専門的なものになっています。
実際にボーカルレッスン・ボイストレーニングを受けられる方のための内容だとお考えください。

音痴克服法(音痴解消法) その2 自分の声の秘密を知ろう!

皆さんは今まで、ご自分の声を録音して聴いてみたことがありますか?
「Yes」と答えた方はきっと、レコーダーから聴こえる自分の声に【違和感】を覚えた経験があるのではないでしょうか。

その【違和感】の正体は…?
ズバリ、【骨伝導】と【内耳】です。

聞き慣れない言葉を2つ並べられても、何だか良く分かりませんよね。
では、皆さんに「なるほど!」と納得していただけるようなご説明をして行きしょう。

私たちが喋るとき、声(音)を出しますよね。
その声(音)が出るのは、人の喉にある【声帯】という器官のおかげ。
【声帯】は、息を声(音)に変える役割があるのです。

人の【声(音)】は、骨を伝って【内耳】という器官にも響くのですが、この「音が骨を伝わる現象」のことを【骨伝導】と呼びます。

私たちは毎日の生活のなかで、(1)【骨伝導】による【内耳】の音、(2)口や鼻から出た声(音)を耳の外側(外耳)で聞く音、2つの音をミックスしたものを自分の声として聴いていることになります。

ふだん喋っている時に自分が聴く声よりも、録音した声の方が【軽く】て【細く】感じる。【違和感】の背景には、こうした理由があるのです。

ふだん喋っている声と録音した声が異なるのは、自分の時だけ。
誰か他の人が【喋っている声】・【録音した声】を聴き比べてみれば、どちらも変わりがないことをお分かりいただけると思います。

こんな不思議なことが起きるのは【自分の声を直接、自分の体から聴く】せいで、これには一長一短があります。

メリットとしてはまず、自分の声が【強く聴こえる】という点。
LIVEなどのステージに立つアーティストが、自分の耳を片方ふさぎながら歌うのを目にしたことがありませんか? パフォーマンス的な要素も十分ありますが、実は周りの音がうるさくて自分の声が聴きづらいため、内耳を通して自分の声を確認しようとしているのです。例えるなら、【自分専用のモニター】といった感じでしょうか。

一方のデメリットはメリットと同じく、自分の声が【強く聴こえる】ということ。
自分の声ばかりが強く聴こえるようでは、バンドやオケなど周りの音が聴きづらくなり、結果として音がズレたりリズムが合わなくなってしまうことに。耳に聞こえる音の強弱を調整するためには、外側の耳【外耳】を使って、自分の声を【周りの音と同じように聴く】ことが大切になるのです。リズムや音程のズレはもちろんですが、音の音色(トーン)やニュアンスまでを【外耳】で聴くことが出来るようになれば、もっとハッキリと【音が見える】ようになるはずです。

ボイストレーニング(ボイトレ・ボーカルトレーニング)のなかで【外耳】を鍛えてあげることも有効な手段ですから、ぜひ検討してみてはいかがでしょう? きっと皆さんの「カラオケの上達」、「音痴解消」にもつながって行くと思いますよ。

 

記事が面白かったら
シェアをお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ボイストレーニング

ミュージカル