【ボイストレーニングコラム】声のチェンジについて解説


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2014/11/23

 

【チェンジ】

いわゆる地声で歌っていて、音が高くなってくると、突然、声が切り替わる場所があります。その場所(音程)は、人によって違ったり、稀に、あまり変わらない人もいます。
その、声が地声から裏声に切り替わる位置を「換声点」(かんせいてん)と呼びます。
大体の目安ですが、男性はE4辺り、女性はA4辺りです。

換声点は、いわば、地声の高音の限界の地点、と言うことですが、それは声の出し方を「チェンジ」する必要がある、と言う事に他なりません。

 

皆さんが「地声」と呼ぶ声は、「チェストボイス」と呼ばれます。(リンク【声の種類】を参照下さい)
声帯がピッタリとくっついた感覚があり、息が漏れなく声に変わり、声帯の振動パターンは、声帯ユニット自体が大きく振動している声の事です。
結果、強く、太い、声になります。

この振動パターンは、音を高くすると、すぐに限界がきます。
声帯を引っ張って、テンションをかけて音を高くしていくため、物理的に、これ以上引っ張れない(上がらない)地点、ここが換声点です!

 

 

「しっかりとチェンジさせるには?」

チェンジとは、いわゆる、地声と裏声の切り替えです。
ここでは、チェストボイスから、ヘッドボイスに切り替える時の事を取り上げます。

チェストボイスでの振動パターンを、比較的厚めにしておいて、そのフレーズのチェストの最高音を、息圧を高めで出します。ヘッドに切り替える時に、正に「ひっくり返す」ように、一気に薄く、軽く、小さくして、声門閉鎖をヘッドボイスの振動パターンで行います。この時に、一瞬、声門を開く感覚を入れると、更にクッキリと、チェンジが際立ちます。ヘッドボイスを、文字通り「頭に響かせる」感覚で、しっかりと鳴らしてあげましょう。鳴るポジションは、口腔(口の中)、鼻腔(鼻の中)ですが、イメージ的には、頭上に突き抜けるレーザー光線のようなイメージを持つと良いでしょう。

逆に、チェストに落ちた時を際立たせるには、ヘッドボイスで、軽くしていた声の重さを、しっかりと取り戻すイメージを持ちましょう。息の圧力をしっかりとかけ、声帯のユニット全体を大きく、豊かに振動させてあげましょう。この時に、しっかりと声門閉鎖をしてあげる事で、チェスト(胸郭)が振動している感覚が体感出来るでしょう

 

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