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Dyin’ Ain’t So Badの歌い方・意味|ボニー&クライド/死ぬのもそれほど悪くない|モア東京ボーカル教室

死ぬのもそれほど悪くない(Dyin’ Ain’t So Bad)|ミュージカル『ボニー&クライド』

 

ミュージカル『ボニー&クライド』でボニーが歌う「死ぬのもそれほど悪くない」は、迫りくる死を覚悟しながらも、愛する人と生きる道を選んだ女性の強い意志を歌うソロナンバーです。曲の背景と、3回繰り返されるサビをどう歌い分けるかを、プロのミュージカル俳優が解説します。

🎭 このページでわかること

▶ ミュージカル『ボニー&クライド』の作品背景

▶ この曲が示すボニーの覚悟と愛

▶ 同じ歌詞のサビ3回を歌い分けるポイント


ミュージカル『ボニー&クライド』とは

 

『ボニー&クライド』は、20世紀初頭の世界恐慌下のアメリカで実在した犯罪者カップル、ボニー・パーカーとクライド・バロウの生涯を描いたミュージカルです。大恐慌時代のアメリカ南部を舞台に、貧困と抑圧の中で刺激と自由を求めて犯罪の道に進む若きカップルの姿が描かれます。映画スターを夢見ていたボニーと脱獄を繰り返すクライドの二人は、愛と犯罪を重ねながらも、避けられない悲劇へと向かっていきます。

 

フランク・ワイルドホーンが作曲、ドン・ブラックが作詞、アイヴァン・メンチェルが脚本を担当し、2011年にブロードウェイで初演されました。ワイルドホーンによる楽曲は、ブルースやカントリー、ロックの要素を取り入れ、アメリカ南部らしい雰囲気を持ち、二人の衝動的な愛と破滅的な運命を情熱的かつドラマティックに描き出しています。


「死ぬのもそれほど悪くない」はどんな曲?

 

本楽曲は、第二幕でボニーが歌うソロナンバーです。「愛に満ちた短くも刺激的な人生」と「長く孤独な人生」を対比して、愛する人と生きることの意味や、どんな結末を迎えようとも後悔しないというボニーの強い意志が歌われます。

 

犯罪者としての道を歩んできたボニーとクライドを待ち受けているのは、明るい未来ではなく「死」であると気づいたボニー。それにもかかわらず、彼女は「愛する人と一緒なら、死ぬこともそれほど悪くない」と歌い、クライドへの深い愛と運命を受け入れる覚悟を示します。

 

ワイルドホーンのメロディーは、しっとりとしたバラード調から情熱的なクライマックスへと展開し、ボニーの感情の振れ幅を際立たせています。


「死ぬのもそれほど悪くない」の歌い方・ポイント

 

この楽曲は心情を吐露する内容のため、歌詞を語るように歌いましょう。ボニーの心情や歌詞の内容を理解するために歌詞カードを作り、ブレスの位置も計画的に考えながら練習をすると効果的です。

🎤 歌唱の4つのポイント

▶ 歌い出しは力まない:歌い出しはサビから始まり、最初の音がチェンジ域の音程です。感情が入りすぎて力んでしまったり、乱暴にならないように歌い始めることが大切です。

▶ 感情の高まりを段階的に:冒頭部分はボニーが死期を悟り「死」に対する考えが語られますが、曲が進むにつれて愛の強さや覚悟が増していきます。声量を段階的に強める練習をすると良いでしょう。

▶ 終盤はシンコペーションを感じて:楽曲の終盤はボニーが自分の運命を受け入れる部分。感情を込めながらも、シンコペーションのリズムはしっかりと感じ、フレーズのひとつひとつを大切に歌うと美しい仕上がりになります。

▶ 同じ歌詞のサビ3回を歌い分ける:全体を通してサビパートが3回ありますが、すべて同じ歌詞であるため、繊細な感情の変化が求められます。

ここで最も大切なのは、待ち受ける「死」に対して悲壮的な決意を歌うのではないということです。後半に行くにつれて、「クライドと一緒ならどんな運命でも構わない」という、幸福すら感じているボニーの愛の強さを表現することを心がけましょう。こうした繊細な心情の変化を歌い分けることは、独学では難しい部分でもあります。モアのミュージカルレッスンでは、元劇団四季・東宝出演の講師が、曲の背景理解から「役として歌う」表現まで丁寧にサポートします。


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この曲を歌ってみたい方へ|モア東京ボーカル教室

モア東京ボーカル教室は、プロのミュージカル俳優が指導する、ミュージカルに強いボーカルスクールです。「死ぬのもそれほど悪くない」のような同じ歌詞を感情の変化で歌い分ける難曲も、人物像の理解から発声・表現まで、マンツーマンで丁寧に指導します。浦安・津田沼・葛西・錦糸町の4校とオンラインで、東京・千葉エリアから通えます。

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タグ

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この記事を書いた人

モアミュージカル講師陣~MOAが誇るミュージカル俳優たちがタッグを組み、ミュージカル曲解説を制作~

講師

モアミュージカル講師陣~MOAが誇るミュージカル俳優たちがタッグを組み、ミュージカル曲解説を制作~

【経歴】
元劇団四季やミュージカル俳優などミュージカルに精通したメンバーで構成。共通していることは、全員「レ・ミゼラブル」出演経験があること。
これまでの舞台経験を活かし、商業ミュージカルを含めた歌唱指導を行っている。
【出演経験】
「レ・ミゼラブル」「Miss Saigon」「デスノート」「ピーターパン」「Into The Woods」「太平洋序曲」「ライオンキング」他多数

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