秋山 祐樹(あきやま ゆうき) 講師
学生時代にオペラの舞台を広く経験。その後、ピアノギターでの弾き語り、シンガーソングライターとして活躍中。真面目な姿勢で、レッスンも真摯に生徒に向きあい丁寧に進めるスタイルが特長。そのため、レッスンの満足度が高く、固定生徒が多く在籍している。
レッスン内容をのぞく
秋山講師にとって、
「毎レッスン、本気のデモンストレーションを行う」
このスタイルを大事にしている。
年齢性別に関係なく、大事な音の跳躍、サビの部分、生徒さんが共通して苦手に感じるであろう箇所について、講師自身がデモンストレーション=見本を見せることで、生徒さんが体感・納得・理解できるようレッスンを進めることを大事にしている。
そのために、レッスン冒頭のウォーミングアップでは、メンタル、カラダ共に、過度な緊張感やこわばりをほぐすようにしている。ポイントは、「気持ちよい範囲でできる発声練習」。
できる方はリップロールから。
無理のない音域で、隣の音同士の3度(ドレミレド)、5度(ドレミファソファミレド)。リップロールで息を均一した量に整える。そして、あご、首周りに緊張がないか確認していく。
続いて、「Ha(ハ)、Ga(ガ)、Iya(イヤ)」などの発音。
短音で「Ha、Ha、Ha、Ha」「Ga、Ga、Ga、Ga」など発声しながら、首・あご周りをほぐす。さらに、滑舌練習「ならにりぬるねれのろ」など、舌の動きを整えていく。
徐々に、音程幅を広くして、ピッチ=音程の把握と身体の感覚を連動させていく。そして、声帯・声門閉鎖の確認。地声、裏声で、きちんと声門閉鎖を行って、息を逃さないようにする。音の高さによって生じがちな身体、声帯周りの緊張に注意しながら、声帯が正しく合うようにトレーニング。
基礎的なことを、丁寧にまんべんなく進めるのが特徴的。この土台を作ることが上達への秘訣であるとのこと。
歌唱トレーニングでは、曲のメインどころの「サビ」を中心に練習するのが秋山スタイル。
音域的に厳しい場合は、キー(調)を調整するなどしながら、今、生徒さん自身ができる範囲での音域でレッスンする。
最初は、POPSの場合オケとピアノ伴奏を併用しながら。
メトロノームを利用して、リズムを感じながらピアノ伴奏を行う。「ビートを感じながら歌唱するってほんとうに大切なのです。」(秋山講師談)
加えて、基礎的な発声トレーニングで行った内容とリンクさせながら身体の使い方の説明と、デモンストレーションを通して、感覚と理解をより深め、体感しやすいようサポート。
また、生徒さんにマッチした選曲を特に大切にしている。その方の好きなジャンル、曲を検討して、提案している。やはり、生徒さん本人が好きなもの、本気になれる曲が良い。(秋山講師談)
これまでの指導歴 | 指導年数は10年以上のキャリア ソルフェージュ教室にてアシスタント講師 音楽教室にて初心者向けピアノ講師 |
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主な出演 | 2008 年 小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト「こうもり」をはじめとして大学在学中は合唱で舞台経験を数多く積む 2011 年 4月よりシンガーソングライターとして活動を開始 2011~2015 年まで bar YaYa ebisu にて月1ワンマンライブを計 55回開催 2012 年3月 1st デモ CD『終わらない歌』リリース 2014 年 6月 2nd CD『歌うたいになりたい』(自主制作盤)リリース 都内のライブハウス、ライブバーへの出演や、地域のコンサート活動も積極的に行っている |
講師 経歴 | 東京芸術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業 幼少期よりピアノを始める。高校時代にバンドと並行して行っていたア・カペラ・コーラスの活動をきっかけに声楽の道に進むことを決意し、大学へ進学。卒業後、ギターとピアノの弾き語りによるシンガーソングライターとして活動開始 |
校長からの一言
学生時代にオペラの舞台を広く経験した後、ピアノやギターの弾き語りのシンガーソングライターとして活躍中のトレーナー。真面目な姿勢で、レッスンも真摯に生徒さんに向きあい丁寧に進めるスタイルが秋山トレーナーの特長です。