生徒の声

声と歌がつなぐ、新しい楽しみ

<受講歴>
女性 50代 受講歴2年 (2025年10月取材)


声を磨きたい ― 仕事と趣味から始まったボイトレ

 

MOAでレッスンを始めたのは、ちょうど2年前。きっかけは「声を仕事でしっかり届けたい」という思いでした。研修講師として大勢の受講者を前に話す場面が多く、「滑舌よく、遠くまで届く声」を求めてボイストレーニングをスタートしたのです。マイクを使わない広い会場での研修もあるため、呼吸法から発声をきちんと学びたいと考えたそうです。

 

同時に、「歌が好き」という気持ちも背中を押しました。幼い頃から歌好きの家族に囲まれ、テレビの家族対抗歌合戦に応募した思い出もあるほど。自然と「歌をちゃんと習ってみたい」という気持ちが強くなり、仕事と趣味の両面からボイトレに取り組むようになりました。


ディズニーとミュージカルの世界

 

特に心惹かれるのはディズニーミュージック。大学時代には空き時間を利用して図書館でディズニー映画を繰り返し鑑賞し、アラン・メンケンの楽曲に深く感動しました。のちに来日公演で本人の演奏を聴いた経験は、「自分が好きな曲の多くが彼の作品だと知った瞬間、ますます歌の世界に惹き込まれました」と振り返ります。

 

レッスンでは「リフレクション」や「輝く未来」などディズニー作品の曲を取り上げることが多く、基礎練習と歌の両立を大切にしています。秋山トレーナーの指導で、裏声と地声のつなぎや裏返りといった課題も少しずつ克服。「リップロールすらできなかった頃が嘘のよう。今では自然にできるようになりました」と笑顔を見せます。


レッスンの楽しみ ― セッションやフェスで広がる世界

 

セッション会やモアフェスにも積極的に参加。「目的は楽しむこと」と話しながらも、仲間や講師から多くの刺激を受けています。「同じ曲でも人によってこんなに違うんだと感動する。皆さんの熱量に自分の気持ちも盛り上がります」と振り返ります。

 

特に楽しみなのは、セッション会での先生とのデュエット。「秋山先生が男性パートを歌ってくださって、私が女性パートを歌うんです。緊張はしますが、ライブではないからこそ安心して楽しめます」と話します。こうした体験を通して、歌う喜びが一層深まっているようです。


先生とスクールの魅力

 

「秋山先生のレッスンは基礎を丁寧に教えてくださるので、音楽知識がなくても安心して学べます」と語る柏崎さん。先生が見本で歌ってくれる時間は「ずっと聴いていたい」と思うほどの贅沢な瞬間だそうです。

 

さらにセッションを通じて他の講師の歌や指導に触れる機会も多く、「ここまで講師の層が厚いスクールは珍しい」と驚きを口にします。現役で舞台に立つ先生の生歌を間近で聴く機会は、レッスンを超えた大きな学びになっているようです。


これから挑戦したいこと

 

今後はディズニー縛りのセッションや、ちょっと変わった企画にも挑戦してみたいと意欲的。「楽しむことが一番。先生方や仲間から刺激を受けながら、自分ももっと歌を楽しんでいきたいです」と話す表情には、自分の世界を広げていく喜びがにじんでいました。


まとめ

 

ボイストレーニングは「仕事に役立つ実用」と「趣味としての楽しみ」が重なる大切な時間です。ディズニーやミュージカルの曲を通じて学び、仲間と歌い、先生方の指導を受けることで、声も心も豊かに育まれています。その明るい笑顔と前向きな言葉は、これから挑戦しようとする方にとって大きなヒントになるはずです。


 

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