生徒の声

曲入り前のセリフ部分まで指導いただけたのには、びっくりしました。

2022年8月取材インタビュー記事。

 

<受講歴>
女性 生徒様
モア受講歴 約1年強(2022年8月取材 時点)
ミュージカルレッスンを受講中


<モアに申し込んだきっかけ>
私は元々、中学高校の部活動に始まり大学のサークルでもミュージカルをしており、社会人となった現在でもたまに仲間と組んで自主的に公演をおこなっています。

 

申込のきっかけは、サークルのオーディションで課題曲をうまく歌えなかったり、高い音を無理に出そうとして喉を傷めたりした経験から。一度、きちんとプロの先生に見てもらいたいなと思って、ミュージカルの歌い方を教われるところを探して、モアに辿り着きました。

 

ちなみに、ミュージカル曲を習えるスクールを選ぶのには少し苦労をしました。「ボイトレ」と検索しても、役のまま歌うミュージカルの歌唱をみてくれるところはあまりなかった印象で、あっても家から遠いところがほとんど。錦糸町であれば、新宿から一本で行けると判断し選びました。


<どんなところが苦手だったのでしょうか?>
最近の人気作品には、例えばソニンさんのような力強い声で歌いあげるような曲が多いです。高音域で裏声に入ると途端に迫力がなくなる、ということが私の課題で、なかなかできないためずっと苦労していました。迫力を出したいがために結果、力が入ってしまい喉を壊す、といった悩みを持っていました。


<どんな社会人ミュージカルをしていますか?>
ライブハウスなどを自分たちで借り、ブロードウェイ作品のナンバーなどを抜粋してライブ形式でお披露目しています。


<これまでの練習の曲>
『モーツァルト!』という作品の「ダンスはやめられない」は、最も極めたい曲だったので見ていただきました。ほかには、『ミーアンドマイガール』の「顎で受け止めて」「一度ハートを失ったら」などを練習しました。

 

<今練習されている曲>
『笑う男』の「木に宿る天使」という曲を担当の先生に進めていただき、これまで習った曲とはガラッと雰囲気を変え、ピュアで優しいキャラクターのナンバーに挑戦しようと思っています。ちょうど、モアのオリジナル日本語楽譜があるので、利用できますね。
ひとつ前は、『ジキルとハイド』の「あんな人が」を練習していました。これは私の強いリクエストです!


<実際に習い始めてみて、何か変わったところはありますか?>
歌っていて苦しい、という感覚がなくなりました。カラオケに行っても長く楽しむことができ、声の耐久力が上がった感覚があります。

 

また、学生の頃からずっとミュージカルを見にきてくれている友人から、「前より声が出るようになった?」と声をかけられました!ここで力み過ぎたらダメなんだな、とか息の量が多すぎて喉を傷つけてしまうんだな、といった感覚がわかるようになりました。


<今後、目標など、やりたいことはありますか?>
今まであまり「本番で100%の力を出せた!」、と思えたことがないので、ふわっとした目標ではありますが、「自分自身を納得できる歌で、ちゃんと役に入りこんで歌ってみたい」という目標があります。


<習ってみて、こんなところがモアのオススメというのはありますか?>
(担当の窪田先生だから、というのもあるかもしれませんが)曲入り前のセリフ部分まで指導いただけたのにはびっくりしました。特に社会人ミュージカルの本番前はありがたかったです。演技の勉強は独学では難しく、誰かにセリフをみてもらった経験がなかったので。

 

歌前のセリフからきっちり作ると、人物が突然高いテンションで歌い出す、という観客側の “違和感”がなくなります。歌い手側としても、いきなり歌いだすことでキャラクターの気持ちが置いてけぼりになることが多々あるのですが、先生とセリフ込みで練習するうちにそれが減っていきました。具体的には先生が表現のレパートリーを示してくださり、滑舌の指導をしてくれます。

 

また、私自身が持ち込んだオリジナル楽譜でも見てもらえたのもありがたかったです。一度、客演していた劇団のオリジナル曲を持ち込んだのですが、楽譜があればどのような曲もみてくださるのは良いと思いました。


<逆に、モアの課題、改善してほしい点はありますか?>
ボイトレを習いたいという友人にモアをおすすめしまくっているので、ないです!発表会への参加のハードルがもう少し低いと嬉しいなと思います。


<インタビューを通して、校長から>
ミュージカル愛というか、ミュージカルが好き!ということが伝わってきました。とても丁寧に考えながら述べて頂き、大変感謝しています。
インタビューを通して、改めて発見できたこと。モアのミュージカル講師陣のセリフや活舌にアプローチすることは、とても素晴らしい価値なのであると。たしかに、ミュージカルの歌唱部分は、セリフの延長線上にあると言われています。この演技部分を理解して、レッスンができるのは、改めてモアの価値なのだと気づかされた次第です。ありがとうございます。

PAGETOP