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YOASOBI「夜に駆ける」歌い方・コード進行解説|小説『タナトスの誘惑』を原作にした名曲を徹底分析

【ボイトレ 歌い方】『夜に駆ける』
(YOASOBI)を上手に歌うコツ!(ポイント解説)

楽曲名夜に駆ける
アーティストYOASOBI(コンポーザー:Ayase / ボーカル:ikura)
リリース2019年11月(配信限定1stシングル・メジャーデビュー曲)
作詞・作曲作詞・作曲:Ayase
KeyCm → Bm(半音下) → Dm(短3度上)の2回転調・最終Keyは原Keyから+2
原作小説『タナトスの誘惑』(星野舞夜) ※「小説を音楽にする」がYOASOBIのコンセプト
記録YouTube MV 公開1ヶ月で100万回再生突破・Billboard Japan年間1位獲得
ジャンルJ-POP・ダンスポップ・ボカロP発信ユニット
特徴イーブンな16分音符・ピアノ作曲ゆえの跳躍メロディ・2回転調・シンコペーション・ヘッドボイス/ミックスボイス必須
難易度S(跳躍メロディ・転調・ヘッドボイス切替・最終キーアップが難所)

「小説を音楽にする」というコンセプトのもと、コンポーザーのAyase、ボーカリストのikuraからなるユニットYOASOBIの配信限定1stシングル。


夜に駆ける 楽曲解説

小説投稿サイトに投稿された小説「タナトスの誘惑」を題材にした楽曲。同曲のMV(Youtube)はわずか1ヶ月で100万回再生を突破。


リズム

ボーカロイドで制作された仮歌をikuraさんが再現しているということで、1音1音の発音をはっきりと、イーブンな16分音符を意識して歌っていきましょう。


メロディ

鍵盤(ピアノ)で歌メロを制作しているということで、全体的にメロディが跳躍するパターンが多いのが特徴。

自分で歌いながら作るものと、ピアノを弾ける人が弾きながら作るものとでは、メロディラインに特徴が現れます。その点に注意しながら、楽曲を分析していきましょう。

まず、出だしの箇所は歌から始まります。

最近の楽曲の傾向として、イントロがない楽曲が多くなりました。最初の音のピッチ、キーの確認をしっかり行い、音をしっかり当てられるよう繰り返し練習しましょう。

 

YOASOBI「夜に駆ける」Aメロ『すべてが』の跳躍メロディの譜面

 

「すべてが♪」の箇所。

上行下行上行…といったように跳躍したメロディが出てきます。しっかりと重心をたもちながら、正確な音程を取れるようにしていきましょう。

 

YOASOBI「夜に駆ける」Aメロ『チックタックと』の16分音符と滑舌の譜面

 

 

「チックタックと♪」から始まる箇所。

しっかりと16分音符で、滑舌をはっきりと発音することを心がけましょう。
レガートぎみに歌ってしまったり、英語っぽい発音をしてしまうと、この楽曲っぽさがうまく表現できないので注意。一言一言をはっきり歌うことを心がけましょう。


「忘れてしまいたくて♪」の「れて」の箇所。

こちらも跳躍するメロディに当たりますので、注意して練習しましょう。

 

YOASOBI「夜に駆ける」Bメロ『忘れてしまいたくて』の跳躍メロディの譜面

 


後半の「信じてたいけど信じれないこと♪」から始まる箇所。

16分音符で埋め尽くすようなフレーズが続きます。「きっーと」の場所がシンコペーションになっています。リフレインするフレーズが続きますので、ここは走らないように正確な位置でシンコペーションできるようにしましょう。

 

YOASOBI「夜に駆ける」サビ『信じてたいけど』のシンコペーションと16分音符の譜面


「もう嫌だって疲れたんだ♪」から始まる箇所。

曲も終盤に向けて盛り上がってゆく直前ということで、メロディの動きも激しくなっていきます。特に「がむしゃら」の辺りのフレーズは反復横跳びのように跳躍していくメロディです。しっかりと練習しましょう。

 

楽曲中盤から後半に向かう箇所で2回、転調が出てきます。

最初の転調は「君は初めて笑った〜♪」の後。Key Cm → Key Bm へ半音下に転調していきます。半音下へ転調することで、急に展開が変わったことを強調することができます。そして、Key Bm → Key Dmへ短3度上への転調のパターン。最後の盛り上がりを演出する転調になります。カラオケのキーで言うと、最初のキーから+2上げた状態になります。裏声と切り替えの箇所など、最初のサビよりも難易度が上がっていますので繰り返し練習しましょう。


声について

全体を通して跳躍が多く音域が広いため、ボカロのような声の均一性を出すためには「チェストボイス」と言われるような声帯を厚い声を使うとうまく跳躍できません。「ヘッドボイス」や「ミックスボイス」のような声帯を薄く使うように練習してみましょう。


豆知識

AyaseさんはYOASOBIの活動を行う前はラウドロック系のバンドをやっていたとのことで、「夜に駆ける」の初期のデモは、メタルっぽいアレンジ(ドラムのツーバスだったり)だったとのこと。最終的に現在のダンス調のアレンジに終着したそうです。


🎤 「夜に駆ける」を歌いこなしたい方へ

「夜に駆ける」のような難易度Sの最高峰級楽曲を歌いこなすには、 イーブンな16分音符のリズム感、ピアノ作曲ゆえの跳躍メロディを安定させる音感、Cm→Bm→Dmの2回転調にメロディを乗せる耳、シンコペーションを正確に刻むテクニック、声帯を薄く使うヘッドボイス・ミックスボイス が不可欠です。モア東京ボーカル教室では、現役プロ講師が一人ひとりの声質と目標に合わせて、本格的なボイストレーニングをご提供しています。

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#YOASOBI #夜に駆ける #Ayase #ボカロ #難易度S

 

この記事を書いた人

モアサポートバンドメンバー〜MOAが誇る講師とプロミュージシャンがタッグを組み、ポップス曲解説を制作〜

講師

モアサポートバンドメンバー〜MOAが誇る講師とプロミュージシャンがタッグを組み、ポップス曲解説を制作〜

【経歴】
専門学校横浜ミュージックスクール出身を中心に結成された、キーボード・ドラム・ギター・ベースによる現役プロのサポートバンド。メンバーはそれぞれ、バンドメンバーとしてのメジャーデビューや、嵐をはじめとする多彩なアーティストのライブ・レコーディング参加、Mr.Children主催「ap bank fes」出場、各種オーディションでの最優秀賞獲得など、確かな実績を持つ。フジロック、Japan JAM、ap bank fes、THE FIRST TAKEなど国内有数のフェス・番組への出演をはじめ、数多くのアーティストのライブサポートやレコーディングを手がける。豊富な現場経験を活かし、ポップス曲を演奏・歌唱の両面から実践的に解説している。

 

【主なサポート・出演歴】
嵐/TOOBOE/杏沙子/コバソロ/上野優華/富田麻帆/ザ・コインロッカーズ/ダウト/櫻井有紀(Raphael)/生熊耕治(cune)/WHY@DOLL/ミライスカート ほか多数 フジロック/Japan JAM/ap bank fes/THE FIRST TAKE 出演(敬称略)

 

【ディレクター】
工藤講師

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