子どもミュージカルの世界へ!はじめてのオーディション準備ガイド
~ モアのミュージカル講師に聞きました ~
「うちの子、ミュージカルに出てみたいって言ってるけど、何から始めればいいの?」そんな疑問を抱く親御さんのために、現役ミュージカル俳優&講師にインタビュー!
オーディションの流れから準備のコツ、日々の生活でできることまで、これからの一歩を後押しするヒントをたっぷりお届けします。
はじめてのオーディション準備ガイド
子どもが主役のミュージカルって?
ミュージカルと一口に言っても、子どもが主役のもの、大人の中で子どもが重要な役を演じるものなど、さまざまな演目があります。
- アニー
- ビリー・エリオット
- マチルダ
また、商業作品だけでなく「冒険者たち」などの団体主催の作品、「大きな夢」「YTJ」「市民ミュージカル」など、地域に根ざした舞台もあります。
まずは情報収集からスタート
今はインターネットでの情報収集が基本。
おすすめは:
- ザ・デビュー(Web版):元は雑誌だけあって、信頼度が高め
- 子役ネット:年齢やエリア別にオーディション情報が探せる便利サイト
※「怪しいな?」と思ったらスルーでOK。広告の多さや運営元を必ず確認しましょう。
応募書類のポイントは第一印象
書類選考で大事なのは、写真と動画です。
- 写真 → スタジオで撮るのが◎(スマホ写真より印象アップ)
- 加工しすぎNG → 実物と差が出ないように
動画の課題例:
- 歌唱(自由曲または指定曲)
- ダンス(自由または指定課題)
- 自己紹介(名前・年齢・曲名など)
「自然な笑顔」「その子らしさ」を大切にしましょう!
実技審査ってどんなことをするの?
実技審査では服装や持ち物も大事です。
- 服装 → 動きやすく体のラインが見えるもの(レオタード、Tシャツ&スパッツなど)
- 靴 → ジャンルによって準備(バレエシューズ、ダンスシューズ、スニーカー)
会場は事前に確認し、早めの到着を心がけましょう。
審査員が見ているのは「自然さ」
よくあるNG例:
- 表情がかたい
- セリフが棒読み
- 動きだけが大きい
「その子らしさ」「気持ちのこもった表現」を大事にしましょう。
日ごろの準備はココから
- ダンス:基礎はバレエが◎
- 歌唱:一対一の個人レッスンが理想
- 演技:ワークショップ参加や人間観察がおすすめ
家庭でできることは?
- 家で音楽を流して、いろんなジャンルを聴かせる
- 映画や舞台を一緒に観る
- 「うれしかったね」「悲しかったね」と感情を共有する
- 気持ちを歌に乗せてみる遊びをする
🌟 おわりに
「ミュージカルに出たい!」というお子さんの気持ちを大切に、親子でゆっくり準備していきましょう。
焦らず、無理せず、その子らしさを大事にしてあげることが一番の近道です。モアのミュージカル講師陣のアドバイスが、未来への一歩を踏み出すヒントになりますように!
ミュージカルを通して、子どもの「表現力」を身につける↓↓