生徒の成長日記

【生徒Tsuneの活動ブログその③】レッスン内容のご紹介

「今年の気候はなんかおかしい。これは地球○○化が原因で・・・」
あなたの周りに、にわか気象予報士が出没していませんか?

 

暑かったり涼しかったり。じめっとしてたり、カラッとしてたり。
晴れていたと思ったら急に豪雨に襲われたり。

 

そんな季節の変わり目。くれぐれもお体を大切に。

 

さて、前回のブログから早いモノで1ヶ月が経過しました。
この一ヶ月、ミュージカル練習が2回に通常レッスン1回。
“歌い手”を目指すモノとしてはちょっとお恥ずかしい「サボり」月間でした。

 

限られたレッスンではありますが、その内容は「濃厚」の一言。
ズバリ、来るべき“納涼祭”対策一色の1ヶ月。

 

その一部をご紹介。

 

まずは、浦安ミュージカル。
“納涼祭”で披露する曲は全部で4曲。(詳細はスクールに置かれているチラシで♪)

 

それぞれの曲に「振り」がつきました!!

 

なかなか都合が合わず、残念ながらメンバー全員が集まって練習というわけにはいきませんが、
この2回の練習で格段に完成度がアップ!

 

去年からの継続メンバーはもちろん、新メンバーの方々も、皆さん個人練習して合同練習に臨んでいます。いつも思うのですが、皆さん練習に取り組む姿勢が素晴らしい。
もう、ただただ感動。私も負けずに頑張らないと!!

 

残すところ練習はあと1回。どんなパフォーマンスをお見せすることが出来るでしょう。
みなさま、本番(納涼祭)をお楽しみに♪

 

せっかくなので、ちょっとだけ練習会の模様を。
どうです、みんな納涼祭に向けて真剣そのもの!?

 中沢20140711

 

そして、通常レッスン。

 

◇今月のレッスンのポイント。

 

『日本人と欧米人は頭の骨格が違うため、発声のポイントが違う!』

 

<頭の骨格の作りが違う>= <響かせる「場所」が違う> とのこと。

 

私のようなアジア系人種は「鼻腔」に響かせるといい声が出る“ツクリ”だそうです。
このため、欧米系の発声のスタイル(ノウハウ)は、当てはまらないこともあるとのこと。

 

前回、“声は身体が楽器です”と書きました。
響かせるところが人種(骨格)で違うなんて、ますます、楽器っぽく思えてきませんか?

 

自分の身体に適した発声法と歌のジャンルを見つけた時、
“新しい世界への扉が開かれる”そんな予感♪ 
皆さん、目の前に開かれる新しい扉を楽しみにレッスンに励みましょう!

 

今回、レッスンの報告が少ししかないので、ちょっとレッスンを離れて日常の生活のひとコマから。

 

(その1)あなたは、ノウハウ本派orレッスン派?

 

我が家に新しい「同居人」が訪れました。うさぎです♪
(個人的なことですみません…)

 

今年の3月11日。突然容態が悪くなり、「今日明日が山場ですね」とお医者さんに言われてから20日間。
私が出演した3月の「ミュージカルショー」の成功を病床から見届けて、
4月1日に別の世界に旅立った、前の「同居人」。
それから2ヶ月が経ち、我が家に新しい「同居人」が訪れてくれたのです。

 

これが、どうボーカルレッスンと関連するかというと・・・

 

2匹のうさぎ、性格・行動が全く違うんです。同じ品種なのにですよ。
これまでの同居人に対処してきたことが、ことごとく当てはまりません(泣)

 

ちまたに溢れるうさぎに関するノウハウ本。
よくみると書かれている対処法はさまざま。

 

著者の方々、ご自身のうさぎ飼育の経験に基づいて本を出されている。
内容は正しいのですが、それが自分の目の前のうさぎに当てはまるかどうかは別問題。

 

で、結局何が言いたいかというと、

 

・ノウハウ本では全てに対処できないってことに改めて気づかされたということ。

 

「ノウハウ本はあくまでもひとつの解決策で、万人(うさぎ)に当てはまるものではないんだよ、へへへ。」  うさぎが教えてくれました。

 

と、モアボーカル教室を改めて見てみると、

 

各トレーナーが生徒の特性に合った指導法で指導してくださっている!(と信じています)

 

皆さんどうですか?

 

このブログでは、毎回、私自身が教わった内容を少しづつご紹介しています。
「同じ教え方をされた」という方も、「始めて聞いた」という方もいらっしゃるのでは?

 

自分だけのオリジナルレッスンを受けているってことだと思います、それは。
生徒一人一人に対して教え方は千差万別。つまりは、そういうことだと思います。

 

ノウハウ本とモアのレッスンの違いについて、実体験に基づいた証拠を一つ。

 

スクール開始前(若かりしころ、ン十年前)、高い音の曲になると、どうも気持ちよく歌えない。そこで、

 

『あなたも高い声が出せる本!』
(題名はうろ覚え。さすがにこんなダサい名前じゃなかったと思います)

 

を購入して、早速練習。

 

文字で表現された「テクニック」を自分なりに解釈して特訓開始!

はい。皆さんご想像の通り、さっぱり効果が上がらず、数日で本棚の「飾り」に。
数ヶ月後には本棚から古本屋に引っ越して行きました(笑)

 

長い年月を経て、一念発起してモアでのレッスンを開始。

 

トレーナーに声の出し方の基礎を繰り返し指導され、2年ほど経過したあるレッスンでのこと。

 

「歌い方、変わりましたね。」
「今でも、体験レッスンの時を覚えていますが、歌い方が明らかに変わってきています。
高い音も無理なく歌えるようになってきていますね。」

 

ん? 確かに、以前よりは高い音が抵抗感なく歌えているという実感が。

 

しかも、しかもですよ、何度も繰り返しレッスンしていただいたおかげで、歌い方に迷った時に、少しなら自分で修正できるようになった気がします。

 

「うん、確実に成長している!」
「モアに通ってよかった♪」

 

そう思った瞬間でした!

 

ノウハウ本ではなかなか効果が上がらない方、プロに頼ってみてはいかが?

 

<その2> 私のミュージカルの楽しみ方

 

先日、「シスターアクト~天使にラブ・ソングを~」というミュージカルを観ました。
もうこのブログが出る頃には、やっていないかもしれません(^_^;)

 

主役のデロリス・ヴァン・カルティエを演じていたのは「森公美子」さん。

 

ストーリーの終盤。
森さんが、急に“しゃがれ声”を大きく張り上げるシーンがあったんです。そのしゃがれ声、
かなりドスが効いていて、「あれじゃ、喉が潰れちゃったんじゃないかな~」と心配になるほど。

 

しかし、セリフが終わるや否や演奏が始まり、次の瞬間にはなんとも綺麗な歌声が私の耳に!
その歌声に、もう、鳥肌もの。さっきのしゃがれ声はどうなっちゃったの?

 

再認識させられました。「やっぱりプロは違う。」

 

いつか私もあんな演技が出来る舞台俳優に!!・・・なんてね。

 

ところで、皆さん、ミュージカルをどんな風に楽しんでいます?

 

曲が好き、主役の演技が好き、俳優さんが好き、雰囲気が好き、全部好き。
いろいろな楽しみ方があると思います。

 

舞台の後ろをさりげなく歩く通行人。酒場の隅で談笑しているカップル。
柱に寄りかかってお酒を飲んでいる老人。2階のベランダで一人外を眺めるご婦人。
ただ舞台を横切るだけの紳士。ゴミ拾いの老婆。

 

「そんな、アンサンブルの皆さんの演技に注目しています!」

 

そんな方いらっしゃいませんか?

 

私はそちら派です。

 

決して主役を邪魔することなく、でもその存在感はしっかり。
その場に登場する一人ひとりの役をきちんと演じている。
俳優さんの一人一人の細かい演技に、その「役」の人の歴史、背景、人生を想像しながら楽しんでます。

 

「天使に~」から、そんなアンサンブルの俳優さんのひとコマを。

 

あるシーンで、白い紙が1枚、舞台に残ってしまうトラブル(?)がありました。

 

あの紙どうするんだろうと、主役の演技そっちのけで注目していました。

 

すると、次のシーンで出てきた女優さんが、演技の流れの中で自然にその紙を拾い、
そして芝居の流れの中で、大胆にも舞台のセットの上に放り投げたのです。
ごく自然に。あたかもそんな台本になっているかのように。

 

これぞ、プロの技。その瞬間、もう感動で涙が溢れてきました。
その一場面だけで思いました、「今日、来て良かった!」と。

 

やっぱり、私はアンサンブルの皆さんの演技が大好きなんだなと改めて思いました。
ミュージカル万歳。アンサンブルの俳優さん万歳。
感動の涙で心が洗われた2時間半。素敵な時間を過ごしました。

 

ミュージカルのよさは、大勢で一緒に演じる歌や踊りのシーンがあることだと思います。
私の好きなアンサンブルの俳優さんも、その瞬間は全員が主役です。
全員が息を合わせた結果が素晴らしい舞台になる。そこがミュージカルの魅力かなと。

 

舞台の全員が声を合わせて晴れやかに力強く歌うシーン。身体がゾクゾクして鳥肌が立ちます。
そんな舞台が作れたらいいな。その舞台を皆さんにお見せできたらいいな。
その日を目指して練習に取り組んでいます。

 

浦安ミュージカルメンバーの集大成、3月の「ミュージカルショー」。
メンバーみんな、それぞれの役を精一杯演じます。
皆様、こちらも今からお楽しみに(まだ、演目も決まっていませんが(笑))

 

ということで今回のブログはおしまい。

 

次回は、「納涼祭」の報告です!!

 

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