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【校長ブログ】オペラワークショップ 開催後記

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【ワークショップ】『1日完結/はじめてのオペラ入門』2026年3月8日開催

 

【課題曲】
「カルメン」より《ハバネラ》

 

 


今回のオペラワークショップは、参加者の皆さまにとって「新しい扉を開く時間」となったようです。アンケートからは、「大満足」という言葉とともに、普段のレッスンでは得られない貴重な体験への喜びが数多く寄せられました。

 

まず印象的だったのは、「オペラを歌うこと自体が初めて」という声が多かったことです。これまで縁のなかったジャンルに触れながら、実際に楽曲を歌い、さらに演技も交えることで、単なる発声練習とは異なる“表現する楽しさ”を体感されたようです。特にベルカント唱法に触れたことで、高音への意識や声の使い方に新たな発見があったという感想もあり、今後のレッスンへの良い影響が期待されます。

 

また、講座形式で行われたオペラ入門や作品解説も好評でした。オペラとミュージカルの違いといった基礎知識から、作品背景にまつわる興味深いエピソードまで、楽しみながら学べたことが、参加へのハードルを下げていたようです。事前に楽譜や音源を共有したことも安心感につながり、「抵抗なく参加できた」という声が印象的。


さらに、多くの方が「みんなで歌うことの楽しさ」を改めて実感されています。さまざまな得意分野を持つ参加者同士が刺激し合い、互いの表現や工夫から学びを得る場となっていました。形式にとらわれすぎず、ソロ・グループ・録音の有無などを自由に選べる柔軟な進行も、程よい緊張感と安心感を両立させ、参加しやすい雰囲気づくりに寄与していたようです。

 

一方で、「緊張への対処」や「体力・スタミナ」といった個々の課題に気づくきっかけにもなりました。オペラは全身を使った表現であるからこそ、自身のコンディションや基礎力を見直す良い機会となったと言えるでしょう。また、資料提供のあり方などについての建設的なご意見もあり、今後の運営改善にもつながる貴重なフィードバックをいただきました。

 

歌うだけでなく、演じ、感じ、共有する――今回のワークショップは、音楽の本質的な楽しさを再確認する場となりました。この経験が、日々のレッスンやそれぞれの音楽表現に新たな彩りを添えていくことを願っています。今後も、挑戦と発見に満ちた機会を提供してまいります。

 


 

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