ミュージカルコラム

コラムTOPに戻る

【Let it go(ミュージカル曲)を上手く歌いたい!】アナと雪の女王「ありのままで」歌い方・歌 上達 歌唱法

曲の背景や役柄を理解することで、ワンランク上の「ありのままで」を歌うことができます。
以下、歌唱ポイントを参考にしてみましょう。

[曲名] ありのままで/Let it go
[演目] アナと雪の女王/Frozen

 

[演目について]
原案はアンデルセンの童話『雪の女王』ですが、単に『雪の女王』を原作としたアニメ化ではなく、雪と氷の魔力を持つ女王エルサと、彼女を救うため冒険の旅に出るアナの姉妹を主人公として、世界を救う真実の愛が描かれるディズニー作品となっています。


[曲について]
アナの姉で、もうひとりの主人公エルサは、生まれながらに雪や氷を作り出す魔法の力を持っていたが、その力は成長するにつれて制御することができなくなるほど強大になり、終には大切な妹のアナをも誤って傷つけてしまう。それ以来、誰とも触れ合わず自室に閉じこもっていたが、女王となる戴冠式の日に、再び人々の前で魔法を見せてしまい、逃亡せざるを得なくなってしまったエルサが歌うナンバー。


[歌唱のポイント・アプローチ]
全体を通して強いミックスで歌うことが理想ですが、とにかくレンジが広い曲なので、自分のチェンジの範囲でファルセットにすることを恐れずに歌って下さい。
人に見せることが怖い「本当の自分」を、思い切って出すという心境が歌われているので、AメロBメロでは迷いの気持ちを、そしてサビではそれを解き放つように。また、常に全開で歌ってしまわぬようペース配分を考え、表情豊かに歌いましょう。
サビの部分は計3回ありますが、それぞれ微妙にメロディやリズムが異なるので、その違いを逆にうまく利用してメリハリをつけるのもひとつの手です。

 

本コラムは、初めてミュージカル曲を歌ってみたい
という方のためのミュージカル曲解説となります。

この記事をシェア!

PAGETOP