【ミュージカル】Evermoreの歌い方|美女と野獣|モア東京ボーカル教室
「Evermore」を歌っても、なぜか上手く聞こえない・・・
曲の背景や役の感情を理解し、きちんとメリハリを持って、歌唱していますか? 以下、歌唱ポイントを参考に練習してみましょう!
曲名:ひそかな夢 / Evermore
演目:美女と野獣(実写版)/ Beauty and the Beast
作曲:アラン・メンケン
難易度:B
🎭 このページでわかること
ディズニー映画『美女と野獣』実写版の名曲「Evermore(ひそかな夢)」の歌い方を、元劇団四季・東宝出演のプロ俳優が解説します。野獣がベルへの愛と別れの痛みを歌い上げる感動的なソロナンバーで、ミックスボイス・レガート・ダイナミクスコントロール・感情表現のテクニックをお伝えします。
演目『美女と野獣』について
1991年公開のディズニーアニメ映画を原作にした2017年公開の実写映画です。作曲はアラン・メンケン、作詞はハワード・アッシュマンとティム・ライスが担当しています。魔法で野獣に変えられた王子と、勇敢で本を愛するベルの愛の物語を描いた、ディズニーの不朽の名作です。
実写版では新たなオリジナル楽曲が追加されており、「Evermore」はその代表曲として高い評価を受けています。野獣役をダン・スティーブンスが演じ、アニメ版にはなかった野獣の深い内面を描いたこの曲は、映画公開後すぐに世界中のミュージカルファンに愛される名曲となりました。
『Evermore』はどんな曲?
二幕、野獣がベルを父親のもとへ帰すシーンで歌われるソロナンバーです。ベルへの愛を自覚しながらも、彼女の幸せのために解放することを決意した野獣が、「たとえ彼女を失っても、永遠に彼女を愛し続ける」という切実な想いを歌い上げます。初めて本当の愛を知り、そして失う痛みを歌い上げるこの曲は、アニメ版にはない野獣の深い内面を描いた、実写版最大のハイライトナンバーです。
『Evermore』歌唱のポイントとテクニック
この曲は野獣の深い愛情と、愛する人を失う痛みを、力強さと繊細さを同時に表現することが最も重要です。感情の振れ幅が大きく、静かな悲しみから壮大なクライマックスまで、ダイナミクスのコントロールが求められます。
🎤 歌唱のキーポイント4つ
▶ ミックスボイスで音域をなめらかにカバーする:この曲は音域の幅が広く、低音から高音まで自然に行き来することが求められます。チェストとヘッドを切り替えるのではなく、ミックスボイスを使って全音域をなめらかにつなぎ、どの音域でも豊かな響きを保ちましょう。
▶ レガートで愛の深さを音楽に乗せる:フレーズとフレーズをなめらかにつなぐレガートを意識することで、野獣の深い愛情が音楽として自然に流れます。ブレスの位置を事前に決め、フレーズの途中で音楽の流れを途切れさせないようにしましょう。
▶ ダイナミクスで愛と悲しみの深さを描く:静かな悲しみから始まり、感情が爆発するクライマックスまで、ダイナミクスの変化を丁寧にコントロールしましょう。最初から声を張り上げず、感情とボリュームを段階的に積み上げることで、クライマックスの感動が最大化されます。
▶ 野獣の深い愛情と痛みを誠実に表現する:この曲は野獣が初めて本当の愛を知り、そして失う瞬間の心情が核心です。力強さの中に繊細な悲しみを宿した、野獣ならではの表現を意識しましょう。感情を「演じる」のではなく、野獣の立場になって誠実に歌うことが大切です。
この曲は野獣というキャラクターへの深い理解が表現の土台になります。まず歌詞をしっかり読み込み、野獣がこの瞬間に何を感じ、何を決意しているのかを自分なりに解釈したうえで歌いましょう。愛する人を手放す決意の中にある愛の深さと痛みを、技術の上に乗せることで、この曲の本当の力が発揮されます。
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『Evermore』を本格的に歌えるようになりたい方へ
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