【一日の終わりに(ミュージカル曲)を上手く歌いたい!】レ・ミゼラブル/Les Miserables『一日の終わりに』 歌い方・歌 上達 歌唱法
[曲名]一日の終わりに
[作品]レ・ミゼラブル/Les Miserable
【演目について】
1 本のパンを盗んだために 19 年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯を描いたヴィクトル・ユゴーの原作を、アラン・ブーブリル(作詞)、クロード・ミシェル=シェーンベルク(作曲)がミュージカル化した本作品は、「CATS」や「オペラ座の怪人」を制作した、世界的演劇プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュのもとで上演され、2013 年からは舞台装置などを一新した新演出版での上演が行われている。
【曲目について】
1 幕序盤、1823 年、舞台はモントルイユ・シュール・メール。19 年間の監獄生活の後、仮釈放されたジャン・バルジャンは、マドレーヌと名を変えて工場の経営者と市長を兼任していました。彼の経営する工場では、日々の暮らしに精一杯の貧しい人々が大勢働いていました。その中の一人、女手ひとつで娘のコゼットを育てるファンティーヌ。娘がいることを工場には内緒にしているが噂になっており、それが原因で工員と揉め、クビになってしまいます。
工場で働く人々が日々の暮らしの厳しさを叫び、ファンティーヌがクビになってしまうところまでを工場の人々、工場長、マドレーヌ、ファンティーヌの掛け合いで歌われていくナンバー。
【歌唱のポイント】
歌のメインは工場の人々です。貧しい生活で必死に生きる人々を思えば、決しておだやかな声ではなくなるはずです。
一日一日が迫りくるような伴奏のリズムに乗って、滑舌よく歌いましょう。
訴えるように強く発声する箇所が多いので、焦らずに横隔膜をしっかり広げ深くブレスをしましょう。
本コラムは、初めてミュージカル曲を歌ってみたい
という方のためのミュージカル曲解説となります。