生徒の成長日記

【Tsuneの活動ブログその⑮】「再出発」

今年も、もう半分が過ぎました。
速いですね、時が過ぎるのは。

じめじめした日々が続いています。
夏に向かって気温も高くなり、今の季節
が一番体調を壊しやすいんだそうです。
みなさん、くれぐれも体調管理をしっかりしましょう。

さて、今月のブログは・・・

1. 再出発
2. オルゴールの森
3. レッスンのおさらい

の3本です。

【第一話】 「再出発」

私が、当ボーカル教室にお世話になるきっかけ。
思い返せば、それは、会社の同僚で結成している
ウクレレ好きグループのメンバーの一言でした。

「一度、ボーカル教室とかに行ってみたら?」

今やそのレッスンも5年目に突入。
途中ミュージカルを経験し、うーん、
いろいろあったな~この4年間。

さて、ウクレレ活動。
ここ1年半は、休止状態でしたが、メンバーの諸事情も
落ち着き、1年半振りに活動が再開されました。
(パチパチ)

目標は10月に開催される区民祭りでのパフォーマンス。

去年の区民祭りを休んでしまった分を取り返さないと!
聴いてくださっている皆さんにレッスンで鍛えられた
歌声を届けられるように練習に励みます。

ということでそんなウクレレ好きメンバーの
練習の模様を少しばかり。

まずは演奏曲の思い出しから。
1年半のブランクがありましたが、結構指が動きます。
昔(?)やっていたことって覚えているものですね。
この調子なら10月には間に合いそう!

でも、メンバー全員がさすがにいい“お歳”。
演奏する曲目の取捨選択を余儀なくさせられます。

超ド素人の演奏集団なので、いろいろな楽器で曲を盛り上げます。
タンバリン、カズー、アコーディオン、スチールギター。

そこに今年は新たな楽器、カホンが登場。
あっ、本番で使っていなかったらすみません。
(なにせ初登場なので)

今年の区民祭りでの演奏は、かなり楽しみ。

なぜかって?
ボーカルレッスンをもう4年間も続けてきたんですよ。
これまでの演奏とは一味違う、成長した姿を
皆さんにご披露できる・・・かも。

少なくとも気持ちの上では自信をもって演奏に臨めそう。
トレーナー各氏の教えを思い出しながら、
これからの練習に取り組むぞ!

そう、心は夢に向かってまっしぐら。

【第二話】 「オルゴールの森」

先日、河口湖オルゴールの森に行って来ました。
ちょうどバラの時期。

園内にはバラをはじめとして、様々な美しい花が咲き誇り、
オルゴールの音色とともに迎えてくれました。

中沢1

河口湖といえば富士山。
でも、あいにくの曇り空。
最後まで、富士山は雲から顔を出しませんでした。

ということでせっかくなので看板をパシャリ。

中沢2

晴れていたらこんな感じで見えるんですね。残念。

なんで「オルゴールの森」の話が登場?
・・・ですよね。

私もまさか「オルゴールの森」がブログのネタ
になるとは思っていませんでした。

ところが、園内のプログラムを見てビックリ!なんと、
“オルゴールとオペラのコラボレーション”の文字が!!

昼食もそこそこに演奏会場にまっしぐら。
既に半分以上の席が埋まっていました。

いよいよ開演。
ピアノ型の年代物のオルゴールから音が流れ始めた
と思ったら、スーツ姿の男性が袖から登場。

そして、、、

館内には“スーツ姿の男性”(オペラ歌手)
の美声が響き渡りました。

作られてから100年以上も経っている
オルゴールの重厚で心に響く音色。
そしてそれと融合するオペラ歌手の生の歌声。
過去と現在の音楽が見事にコラボした、至福のひととき。

もう、言葉に尽くせないほどの感動でした!

と、レッスンを受ける前のブログだったら
ここで終了だったと思います。

が、いままさにレッスンを受けている私。しかも4年間。
オペラ歌手の演奏を観る目が違います。

あの声はどうやって出しているんだろう。
プロの技術の細かい点すらも見逃さないぞと
“スーツ姿の男性”の一挙手一投足に注目。

声をおなかから出している。声に響きがある。
うん、トレーナーの教えの通りだ!さすがプロ。

そうです。
もちろん演奏そのものにも感動しましたが、
それ以上にプロの「歌い方」に感動でした。

プロの演奏を見るって勉強になりますね。
ちょっと嫌な客だったと思いますが、
しっかり盗ませて(笑)いただきました。

いつかは私もあのオルゴール達と共演を!
夢は広がります。

【第三話】「レッスンのおさらい」

もちろん今月も個人レッスンを頑張りました。
今月はYトレーナーとYトレーナーの2回。
あっ、別のトレーナーです。念のため。

前回のブログが細かすぎたので
今月は要点のみをおすそ分け。

<Yトレーナーs の教え>

① 声ってどこから?~喉vsお腹~

「普段の生活で、どうやって喋っていますか?」

大きな声小さな声。
高い声低い声。
遠くの人に呼びかける声、近くの人との話し声。
悲しい時の声、嬉しい時の声。

その時、お腹は?息の流れは?
体をどうやって使っていますか?

そう、それが一番自然な発声なんです。

普段、生活しているときに自然に
出している声が一番いい声の出し方。
自分のペースで声を出しているので、感情も乗るし、
出している本人も声を出すことに何も苦労を感じない。

歌を歌うときは、発声を曲やリズムに
合わせる必要がある。だから大変。

感情を、入れつつ。声を出す楽器である
身体の性能を最大限に生かす。
レッスンはそれを実現させるためのもの。

聞いている人の心に響く声。それはお腹から出る声。
感情は体の中から出てくるもの。お腹から声を
出すと感情が声に乗ってくる。
喉で声を出しているうちは感情が乗ってこない。

歌は後半になるほど高い音が出てくる。
それは、歌っている人の感情が高まる
のを表現しているから。

曲の後半は疲れてきます。疲れると、
体の支えが利かなくなる。
でも、高い音を出すには支えが必要。
だからこそ、体を鍛える必要がある。

気持ちを込めようとするとテンションが上がる。
テンションが上がると体の支えが甘くなる。
体の支えを意識しすぎると感情が
おろそかになる(乗ってこない)。

「歌って難しいんです。でも鍛えれば、
歌えるようになります。」

喉ではなく、身体で歌えるようにならなくては。

② 声を響かせるのは?~息の量~

声は、喉を通る息が作り出します。
息が声帯を震わせます。

そうです。いい音を出すためには
最適な「息の量」があります。
息を強く流しても弱く流してもだめ。

大きな声を出そうと、目一杯の息を流しても
音は大きくならないし響かない。
適量の息だと、少ない息でも大きく聞こえ、
響いて聞こえる。

「声帯を一番響かせる『息の量』。
これを意識しましょう。」

そして、楽器を鳴らす原動力、
『取り込む空気の量』も歌唱には重要。

「横隔膜を意識して、身体(お腹と背中と横腹)
全体に息を取り込ましょう。」

息の量を気にしなくていいように、
沢山の空気を取り込む練習。
どうやるかも教えていただきました。
でもここではナイショ。

毎回いろいろ新しいことを教えていただきます。
でも、次のレッスンでは教わったことを忘れていて
同じところを同じように指摘されます。
すみません、練習不足で・・・

反省しつつも、「それもいいのかな~」
って最近思います。

何回も繰り返し指摘・指導されると頭に残ります。
それって、将来、自分で発声法を調整するときの
助けになるのではないかと。

指導されてすぐ修正できるのが理想だとは思います。
でも、ある一面、出来の悪い生徒も悪くないんじゃないかと。
(トレーナーの方々にとっては上達の遅さが歯がゆいと思いますが)

これからも辛抱強くご指導をお願いします。

今年はミュージカルをお休みして、
会社の仲間とのウクレレ演奏を再開。
その練習中、トレーナーに指導されたことが
ちょくちょく頭をよぎります。

以前は出せなかったいい声が出たとき、ちょっといい気分に。
その時、トレーナーの教えを思い出します。

これからも出来の悪い生徒を貫き通して行きたいと思います。
今回はこの辺で。

長いブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。
ではでは。

次回は、

1.「やはりプロは違う!」(ミュージカル編)
2.機種変は大変だ。
3.花にかこまれて

の3本をお送りします!(予定)

 

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