モアの講師一覧

郡 由美(こおり ゆみ) 講師

指導年数は20年以上のキャリア。音大卒業以降、二期会に所属し、オペラ・コンサートに多数出演。大手音楽教室でピアノ、ボーカル講師を勤める。 その後、モアでは開校以来、ミュージカルのワークショップ担当も兼任。 常に生徒に寄り添い どんなことでも全力で応援しサポートする。レッスン継続率が長く、生徒からの信頼が厚い。レッスン終了後、ブースから笑顔で出てくることが郡トレーナーの特長。

郡 由美

郡 由美

レッスン内容をのぞく

1年半後を見据えてレッスンを行う
『生徒の音楽性を育て、得意なところを伸ばすようにアプローチしている』

 

郡講師の場合、ブースに入りレッスンを進める際、「今日の身体の調子」を確認してから練習曲に入る。

 

カラダと心の状態を見極めた後、ウォーミングアップを行う。1年半くらい先を見据えて、徐々に練習方法を増やしていく。ロングブレス、ショートブレス、ハミングの調子をみながらリップロールを取り入れたりする。
その後、「ま」「あ」で音階練習。跳躍、3度、5度、オクターブ。表情筋、口角、顔全体の筋肉を動かす。タンデングロール、舌の練習。これらの練習法は、いち部分でしかないが、丁寧に少しずつ生徒をみながら増やしていく。
続いて、「コンコーネ50中声」や「コールユーブンゲン」などの教材を使い、リズム、音程、ハーモニーの練習をしながら音楽性を高める。これらの教材には、曲想、テンポ、メロディ、リズムなど、たくさんの要素が詰まっている。結果、基礎力が上がっていく。

 

ミュージカル生徒の場合、歌詞をしっかり読む。すべてのミュージカル曲は、セリフからできているためである。曲の場面や時代背景や作者が伝えたいことを考える。そうすると曲が身近に感じ、感情移入しやすくなる。ただ上手く歌うのではなく、抑揚が出てくる。
次に、響きを揃える。母音を合わせる。母音のポジションを揃えると聞き取りやすくなる。そして、子音の練習では、長さ、高さ、強弱など調整していく。

 

得意なところやできているところはしっかり具体的に伝える。「具体的に、あの母音が揃っているとか」など。

 

今日もレッスンで、生徒の音楽性を育て、得意なところを伸ばすようにアプローチしている。

これまでの指導歴指導年数は20年以上のキャリア
大学在学中からリトミック、子どものためのピアノ、歌唱教室のアシスタントを始める
大学卒業後は大手音楽教室系特約店にてリトミック、子どものためのピアノ、声楽教室のグループレッスン、個人レッスン講師として務める
主な出演名古屋二期会「フィガロの結婚」スザンナ役
名古屋二期会ニューイヤーオペラコンサートにソリストで出演し、オーケストラと共演。東文化小劇場開館記念ミュージカルではヒロイン役
名古屋市子どものための巡回劇場オペレッタ主役出演。⾧久手オペラ「フィガロの結婚」バルバリーナ役。オペレッタ「こうもり」アデーレ役
その他名古屋演奏家ソサエティ本公演コンサートでソリストとして出演
東京二期会移籍後は二期会駅伝コンサート、同研究会オペラハイライト「リゴレット」ジルダ、「椿姫」ヴィオレッタ、「夢遊病の女」アミーナ「ランメルモ-ルのルチア」ルチア等で出演
第二の故郷、名古屋でのコンサートにも定期的に出演している
現在、二期会会員
講師 経歴名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業
同大学研究科修了
名古屋二期会第31回研究生修了

郡 由美 講師のインタビュー

音楽をはじめたきっかけ

高校三年生の時四季の「オペラ座の怪人」を観たのをきっかけに、歌を本格的に習いはじめました。 その時に名古屋の四季公演を観て・私でもクリスティーヌ役ができるだろうと感じたのです。その日から音大受験に向けて猛勉強!!その後、名古屋二期会を経て、今に至ります。

講師を始めたきっかけ

妊娠をきっかけに、音楽を辞めようと思っていたのですが・・・「やっぱり音楽のない生活は考えられない!」と思い講師を続けています。モアに入る前は、声楽やリトミックを教えていたので、15年以上講師は続けています。

講師として重要視しているところ

生徒さん一人一人が生活と音楽を両立できるようにサポートしたいと考えています。 私たちは音楽ばかりで、音楽しか知らない生活を送っていたのです。でも、結婚をして子供が生まれて、初めて普通の人の生活が分かってきました。やはり、バランスが大切ですよね。

講師としてよかったと感じる瞬間

音楽を楽しんでいる、好きになってきている瞬間がよい! その人が上手い下手ではなく、音楽を楽しんでいることがとてもよいです。 いろんな方に出会えるので、いろんな刺激を受けています。

MESSAGEボーカル講師:郡 由美 (こおり ゆみ)よりメッセージ

モア東京ボーカル教室の開校以来、講師を担当している郡由美です。

 

それぞれの個性を生かして表現したい歌を自由自在に歌えるようにサポートしています。数ある楽器の中で「声」ほど一人一人の個性が表れる楽器はないのではないでしょうか。みなさんが持っている楽器の良さを最大限生かして、その魅力が表現できるようにお手伝いしていきます。
音楽が大好きを通り越して『音楽がないと生活できない』と思うほど、みなさんにとって音楽が身近で大切なものになって欲しいと願っています。

 

まずは、自分の足下をみつめてみましょう。練習をすれば、必ず上達をしていきます。
少しずつでも実感していきましょう。

校長からの一言

開校してからのベテラントレーナー。長年、ミュージカルのワークショップ担当も兼任。
普段は朗らかで笑いの絶えない方ですが、ブースに入りトレーナーモードになった時の真剣さと愛のあるレッスンスタイルが郡トレーナーの特長です。

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