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齊藤 友加(さいとう ゆか) 講師

オペラやクラシックの舞台での経験を多く持ち、受講生徒からの満足度も高い。ソフトで優しい雰囲気でありながら、レッスンでの要望をひとつひとつ丁寧に確認し、歌唱力を上げるために、ストイックにトレーニングにのぞむスタイルが特徴。

齊藤 友加

齊藤 友加

レッスン内容をのぞく

これまでの指導歴東京学芸大学にて教務補佐として副科声楽を担当
音大、専門学校の受験対策や、宝塚受験、ミュージカルオーディションの指導も務める
主な出演「ラ・ボエーム」「椿姫」「こうもり」等のオペラにて主役を務めたほか、ベートーヴェン「第九」等の合唱曲でソリストを務める
その他「二期会新進声楽家の夕べ」(東京文化会館)、「二期会サロンコンサート」等多くのコンサートに出演。また親子向けのコンサートを企画・出演している
二期会会員
講師 経歴桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業後、同研究科修了
東京学芸大学大学院修士課程修了
第54期二期会オペラ研修所マスタークラス修了、修了時に優秀賞を受賞

齊藤 友加 講師のインタビュー

音楽をはじめたきっかけ

ポジティブな気持ちで前へ進んでいたら、音楽の道へ続いていました。
私は小さな頃からディズニーや古いミュージカル映画が大好きで。家のテレビで何度も繰り返し見ていましたし、中学に入って英語を習ってからは英語の歌詞を書き出して歌ってみたり。
上手いとか、得意ということは全くなくて、とにかく純粋に「歌うこと」が好きだったんです。私の家は両親ともに音楽好きで、父はミュージカル映画好き、母は幼少期からずっとピアノを続けています。
そんな母のすすめもあって高校3年生で本格的に受験勉強をスタートし、桐朋学園大学の声楽科に合格しました。「歌が好き!」という思いだけで入学してしまったため、だんだん周りのレベルと自分との間にギャップを感じるようになって。先生から「クラスで一番ヘタ」と言われたこともありましたね。
でもそんな私をずっと支えていたのは、「ここで終わりたくない」という気持ち。
自分にはまだ何かできるはずだという強い思いをもって、研究科を経て東京学芸大学大学院に進みました。
そして、今振り返ってみると、この時のさまざまな出会いが大きなターニングポイントになったように思います。大学院では先生も友人たちも、私の良い部分に目を向けてくれて。「ここがダメ」と言う代わりに「こうしたらもっと良くなるよ」と、自分の力でプラスに変えられるポイントを的確にアドバイスしてくれたんです。
それまでのように誰かと比べるのではなく、だんだんと自分のありのままに、のびのびと歌えるようになって行ったんですよね。そんなポジティブな姿勢が功を奏したのか二期会の会員になることもでき、オペラ研修所では修了時に優秀賞をいただいたんですよ。

講師をはじめたきっかけ

私は歌もお芝居も大好きですから、舞台の上で表現するのはとても楽しいものだと思っています。ただ大きな舞台で演じることができるのは、ほんの一握りです。私はそこで一番を目指すよりも、自分が思い描く世界を表現して行かれたらいいかな、と。
自分のペースで活動しながら、東京学芸大学で学生たちの声楽指導を行ったり、自宅で歌のレッスンをしていました。その後結婚を機に住まいを移したことで、自宅で歌のレッスンをすることが難しくなってしまって…。
どこか歌を教えられる場所はないかな?とインターネットで検索していて、見つけたのがモア東京ボーカル教室でした。

講師として重要視しているところ

ボーカルレッスンをするとき私がいつも心に留めているのは、「自分の感覚を信じる」ということです。本当のことを言うと、生徒さんの歌声を修正して行く作業は、とても怖いものがあるんですよね。それでも無難なことばかり言っていては意味がありませんから、自分の耳・これまでの経験・自分がレッスンで教わってきたことを全て信じて、1人1人の「変われるポイント」を見つけながらレッスンするようにしています。

学生時代の私は決してエリートではなく、たくさん悩んで、つまづいて来ましたから。生徒さんがつまづいたとき、不安を感じたときにも、しっかりサポートできると思っています。
そのためにも、生徒さんに何でもお話しいただけるような雰囲気づくりを心がけて、分かっているかな?楽しんでいるかな?と確認しながらレッスンを進めるようにしています。
「今は歌いづらいかも知れないけれど、次はこんな風に歌えるようになるよ」とお伝えしたり、自分の経験を振り返りながら、その場を取り繕うことなく本音でお話をしています。

講師としてよかったと感じる瞬間

生徒さんには1回のレッスンで何か一つ、「分かったこと」を持ち帰っていただきたいと思っています。
それは、レッスンのない間についてしまった歌いグセを取ることだったり、ご自分が気づいていない「良さ」を認識していただくことだったり。
生徒さんとお話をする中でいろいろなアドバイスをして、それがスーっと通じると、たしかに生徒さんの歌声が変わるんですよね。そんな瞬間に立ち会えたときは、伴奏をしつつも私は感動していて。歌い終えた生徒さんが「分かりました!」と喜んでくださると、私も本当に嬉しく思いますね。
モア東京ボーカル教室の生徒さんの中には、歌を習うのがはじめての方、楽譜が読めないという方がたくさんいらっしゃいます。そうした生徒さんたちと音楽との関わり、音楽を自由に楽しめる時間をサポートできることは、ボイストレーナーならではの喜びだと思います。

MESSAGEボーカル講師:齊藤 友加 (さいとう ゆか)よりメッセージ

講師の齊藤友加です。
小さい頃からミュージカルや映画音楽が大好きで、家で一人で歌っていましたが、決して人より上手い方ではありませんでした。自分の声で、憧れのあの人たちのようなキラキラとした声で歌ってみたいと思い、歌の勉強を始め音大へ進学しました。
発声を基礎から学び試行錯誤していくうちに、いつのまにか自分の声が伸びやかになっていって、歌を使った仕事をしています。「歌ってみたい!」と思った皆さんにも、〝声が変化していく喜び〟を体験してもらえたら嬉しいです。
声を磨くことは時間がかかることではありますが、モアでのレッスンを一度受けていただけたら、変化の一歩目を必ず感じてもらえるはずです。

校長からの一言

オペラやクラシックの舞台で活躍された経験を持つトレーナー。受講した生徒さんからの満足度が高いトレーナーの一人です。とてもソフトで優しい雰囲気の方ですが、音楽への熱い情熱の持ち主。生徒さんのパフォーマンスを上げるべく、ストイックにレッスンへ臨むスタイルが齊藤トレーナーの特長です。

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