山田 麻由(やまだ まゆ) 講師
レ・ミゼラブル(東宝)をはじめ、長年の舞台経験をもとに、その裏打ちされたレッスンは、ミュージカル生徒から圧倒的な支持を集める。現在は、モアと並行して、音楽専門学校ミュージカル学科にて歌唱講師、芸能事務所でのボイストレーニング、劇団やプロデュース公演においての歌唱指導など、ボイストレーナーとしても幅広く活動中。
これまでの指導歴 | 指導年数は15年以上のキャリア 都内専門学校ミュージカル学科にて歌唱講師 芸能事務所でのボイストレーニング研修 劇団やプロデュース公演においての歌唱指導など、ボイストレーナーとしても幅広く活動中 |
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主な出演 | 「レ・ミゼラブル」(帝国劇場ほか) 「シュガー」(日生劇場) 「スクルージ」(東京芸術劇場ほか) 「HONK!」(青山劇場ほか) 「INTO THE WOODS」(新国立劇場ほか) 「ステッピング・アウト」(博品館劇場ほか) 「祝祭音楽劇トゥ-ランドット」(赤坂アクトシアターほか) 「音楽劇母さん」(三百人劇場ほか) 2000年2002年には、宮本亜門氏演出の「太平洋序曲」に出演し、NY、ワシントンDC公演にも参加する。 また、三越劇場におけ三越ファミリーミュージカル他、ファミリーミュージカルにも多数出演。 |
講師 経歴 | 大阪音楽大学音楽学科声楽専攻卒業後 東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」のオーディションに合格。初舞台を踏む その後はミュージカルの舞台を中心に活動 現在、都内ライブハウスに定期的に出演 |
山田 麻由 講師のインタビュー
音楽をはじめたきっかけ
小学校3~4年頃の夏休みに、当時の音楽の先生からNHKの合唱コンクールの予選を突破すれば、テレビに出られると言われて、練習をし始めました。これが、初めて真剣に歌った経験です。 そのときに歌が上手い、と言われたのがきっかけで、歌を好きになりました。(単純ですよね) また、実家が宝塚歌劇団の近くにあったため、中学生になってから、宝塚を観に行くようになり、舞台の魅力にはまっていきました。「華やかなショーの世界」への憧れですね。 その後、地元のJAZZダンス教室に通い、初めてミュージカルに近い舞台を経験。 そして、高校2年生の時に、友人に誘われて、宝塚歌劇団を受けたのですが、最終選考で落ちてしまいました。背が小さいのが原因なのかなと・・・ そこで、スパッとあきらめます。 そこから、音大受験へ方針転換! 高校3年生夏前からピアノ・音楽理論・歌を猛勉強し、晴れて合格。 音大時代は、オペラをしっかり勉強しました。大学卒業後は、なんとなくオペラを続けていた時、阪神大震災が来て、「チャレンジしないで夢をあきらめてはいけない」と決意。 たまたま、レ・ミゼラブルのオーディションがあることを知り、初めてミュージカルのオーディションを受けたのです。そして、結果は・・・なんと合格! これをきっかけにその後は、年に2~3本のミュージカル舞台を経験してきました。
講師を始めたきっかけ
ミュージカル舞台のかたわら、市民ミュージカルの講師を引き受けたのがきっかけです。 舞台の仕事を10年以上続けた頃、年齢と共に徐々に、私自身の思いと役柄や声質のギャップが出始め、このまま舞台の上でパフォーマーを続けていくのか葛藤し、悩んでいました。 しばらく考えた結果、「これからは、自分の経験を講師の仕事に生かしていこう」という結論に至りました。
講師として重要視しているところ
生徒さん一人ひとりの、その日の気持ちに合わせて、「楽しい」という瞬間を提供できるように心がけています。 上達だけが目的でなく、エンジョイでも、ストレス発散でも、お話をするでも、そこに「楽しさ」があればよいと考えています。
講師としてよかったと感じる瞬間
あまり音楽に触れてこなかった生徒さんが音楽を通して新しい発見をしたり、徐々に上達していったり、という課程を観られることが私自身の喜びに繋がっています。 生徒さんとのレッスンは、日々新たな発見の連続です。これまでずっと音程が取れなくて悩んでいた方が、取れる瞬間の喜びや驚きは凄いんですよ!
校長からの一言
「レ・ミゼラブル」の初舞台以来、数々の実績があり、有名ミュージカルでの大舞台経験者のある、モアの開校初期からの活躍するベテラントレーナー。ミュージカルオーディションサポートでは多数の実績を残してきました。レッスンだけではなく、ミュージカル全般の深い知識や経験を提供できることが山田トレーナーの特長です。