本当にしっかり歌えるようになってきました。
60代 女性生徒
在籍年数:1年強
(2023年12月取材 時点) ベーシックレッスンを受講中
◾️毎月1回ほど、いろんな生徒さんとお話しさせていただいていて、五十嵐トレーナーに相談したところ紹介を受けました。ありがとうございます。
◎よろしくお願いします。
◾️歌を始められたきっかけとは、どのようなものでしたか?
◎仕事の仲間って言いますか、友達がモアで習っておられて。
◾️なるほど。ご紹介なんですね。
◎はい、そうなんです。たまたまコーヒー飲んでるところでバッタリあって、どこに行くの?って言ったら、ボーカル教室に行くと。「えー?」って言って、「私も1回見てみたかった」っていうことで、ついて行って見学したんです。
◾️それでちょっとやってみようか、みたいな。
◎五十嵐先生とのレッスンの様子を見させていただいて、「あーこれは私もやってみたい」と。はい。
◾️どんなところに「これやってみたい」と思いましたか?
◎年齢的にも肺を強くするためには、ボーカル教室がいいんじゃないか、仕事での発声がよくなりそうとかね。歌、カラオケが好きだったりですね。
◾️普段カラオケってよく行かれるんですか?好きっていうことは。
◎そうですね、月に1回は行きますかね。仕事が忙しかったら行けないんですけど、忘年会とかまあ、2ヵ月に1回は行ってるんじゃないでしょうか。友達とか、とですね。
◾️何かその場面で周りからの変化とかってありますか?
◎周りにはですね、ボーカル教室に通っていることは秘密にしてあるんです。
◾️素晴らしい、いいですね。
◎先生に、最近、若い人の歌でなんか私が歌えそうな歌ありますか?って聞いたら、これちょっと挑戦してみたら?とか仰ってもらったり、あと、今まで歌ってた曲の中でどうしても自分のリズムがちょっとズレちゃうな、とか、ここの音程わからないな、とか、自分でも変だと分かってるところがあってそこをきちっと教えていただける。そうすると、本当にしっかり歌えるようになる。カラオケに一緒に行ってる人に「えっ?」と思われていると思います。
◾️なんか違うぞ?みたいな。
◎歌い方とか、強弱とか、リズムのノリとかね、やっぱりそこを教えて頂かないと自分の耳だけではやっぱりムリですね。
◾️結構若めの曲で、「え?」って思われますよね。そんな新しい曲歌えるの?みたいな。
◎そうですね、「ドライフラワー」とか、あと、私は菅田将暉さんが好きなので、菅田将暉さんの曲とか「さよならエレジー」とかね。「えー、男性のボーカルだし、歌えるかなあ」なんて思って先生に言ったら、今はしっかり歌えるようになりました。
◾️そうですよね。ピアノ伴奏もオケもあるし、キー変更してね、全然できますからね。
◎そうなんですよ、キーを教えていただけるのもいいですね。プラス1にした方がいいよ、とか、マイナス2にした方がいいよ、とか、すごく助かります。
◾️やっぱり自分に合ったキーで歌うって1番キレイに聞こえますもんね。
◎はい。
◾️わかります。レッスン中は、基本的にはピアノ伴奏ですか?それともオケを使いますか?
◎両方ですね。先生も弾いてくださって、やっぱりピアノ伴奏で聞くと音がわかるって言うんですかね。やっぱり、はっきり分かるような気がします。カラオケとか、あるいは仕事しながらよく音楽をかけるときもあるんですけど、何回も何回も聴いてるのに、「あー、こういうメロディーだったの?」っていうのが先生の伴奏でわかる。
◾️オケだといろんな音色が入ってますからね。ピアノ伴奏だと、コード弾きながら、たまにメロディーとか弾いてくれたりするのかな?
◎だと思います。
◾️そうですよね。あと、ご自身の中で歌いやすくなったっていうところもあるんですけど、こういう新しい曲って先生からのアドバイスで決めてるんですか?それともご自身で決めることあるんですか?
◎選曲ですか?選曲は私から、例えば、今ちょうど、来週のレッスンなんですけどね、今までカラオケでハモる歌っていうんですか。普通の正当なメロディーはわかる、それで歌えてる。でもペアになった時に、違うメロディーの方を歌ってみたいんだけど、何回聴いてもそれがわからない。
◾️デュエットで歌うんですか?
◎デュエットで歌う時もあるじゃないですか。例えば「ロンリーチャップリン」ですとか、色々と挑戦してるんですけど。絶対にこれから忘年会、新年会でデユエットはあるじゃないですか。私たちの世代だと昭和歌謡ならザ・ピーナッツさんとかありますよね、そういう時に、今までハモってるつもりでも二人が同じメロディーになって、全然ハモれてなかったので、私がそのハモリの方のメロディーを歌えるようになったらいいから、先生それ教えてくださいって言ってます。
◾️いいですね。
◎でも全然ダメなんですよ。私、耳が。
◾️わかります。練習でハモりできたと思って、主旋律の人が歌った瞬間忘れちゃう。ああ、もうぐちゃぐちゃだ、みたいな。
◎結局同じように歌ってたりとかね。難しいですねやっぱり、ハモるって。
◾️みなさんやっぱりハモリは苦戦しますよね。でも、上手く和音ができたときの感覚、かっこいいですよね。
◎かっこいいですよね。
◾️そんなの忘年会でやっちゃったりしたら「どうしたの?」みたいな。
◎今1番目指してるのはそれですね。
◾️いいですね、素晴らしい。
◾️コロナ明けはカラオケに行けますか?
◎そうですね、行ったりはしますけどね。
◾️ちなみになみ世の中のカラオケって今混雑してるんでしょうか?
◎してますね。事務所の前にカラオケ館があって、そこを勝手に自分のカラオケBOXだと思ってます(笑)。結構人多いですよ。
◾️そうですか。じゃあ、待つことも普通にある?
◎待つこともありますね。やっぱり混みやすい日は。あと、私はあんまりやったことないんですけれども、一人カラオケの方もいますね。
◾️そうなんですよ。お店行くと結構一人で来ますよね。
◎見てると、お店から1人で出てこられるので。
◾️生徒さんにインタビューすると、結構モアに通ってる方の三分の一くらいはヒトカラ、一人カラオケ行ってるんじゃないかな。一人カラオケされる生徒さん多いです。
◎そうですか。私も今度やってみようかなって思うんですよね。
◾️いいと思います。絶対いいと思う。
◎五十嵐先生には毎回、特に練習してません、ごめんなさいって言って行くんですけど。
◾️「全然いい」「それでいい」って感じですよね。
◎とても教え方がお上手で。
◾️そうなんですよ。
◾️今後、こんなことやってみたいな、とかっていうのはありそうですか?
◎そうですね、まあ、きっかけがやはり今まで音楽、例えば小学校中学校、高校、一応音楽は5をもらって来たんです、一応ね(笑)。それが段々と声出なくなってるし、下手になってきてるっていうのはもう自分でわかるので、やっぱり歌に関しては「上手いね」って言ってもらえるように続けたいですね。そのレベルはまず維持したいし。あとは、父もすごく歌が好きだった人で、母も好きだったんですけど、父はNHKののど自慢の予選で落ちてばかりだったけど、もし本当に上手になったら、カラオケ大会か、何か一回出てみたいな、と。
◾️いい目標ですね。
◎この間、先生にもお話ししたんですけど、今オーディション番組が流行ってるんですよ。
◾️具体的にはどんなオーディション者が多いんですか?
◎韓流の新人アイドル発掘っていうか、ダンスや歌のオーディションもありますし、この間やっていたのが、絶対に上達のヒントになりそうだと思うのが広瀬香美さんがこれからの歌姫を育てるっていうので、何百人の中から選んでデビューをさせる。それをやってたんですよ。そうすると、一流の歌手になるためには、ただ歌が上手いだけじゃなくて、表現力であったりとか、色々と勉強しないといけないじゃないですか。みんなすごく歌が上手なのにそれが落とされたりするんですね、ワンステージワンステージ。何人かが落ちて、何人かが残って、っていうね。それにやっぱり広瀬香美さんのコメントがすごくよくって、勉強にもなったし。先生にもお勧めしてたんですよ。絶対見た方がいいですよって。
◾️親御さん世代の歌を歌いたい、っていうこともあるんですか?
◎懐メロっていうか、私は若い頃に、老人ホームで働いていたことあるんですけれども、もう何ができなきゃなんないかっていうと、もちろん介護の技術も必要なんですけれども、レクレーションの技術も必要で。そうすると、お年寄りはやっぱりカラオケ好きですから。みんなでカラオケやりましょうって言った時に、「リンゴの唄」であったり、昭和の初期、自分がリアルタイムでは知らない歌も歌わなきゃならないし。認知症の方で普段はお話とかもススッと出来ない方でも、「岩壁の母」を歌わせたら3番まで、セリフもしっかり歌えたりします。すごいですよね。童謡なんか、せいぜい私たち、歌えたとしても1番2番じゃないですか。学校で習った「ふるさと」にしてもね。私なんて3番は歌詞がちょっとあやふやになるなって感じなんですけど、80代くらいの方でも、しっかり3番まで歌えます。すごいですよ。お年寄りの歌の力って。
◾️記憶に残るんですね。刻まれてるというか。
◎刻まれてるんですね、無意識にね。
◾️何かこれ言っておかなきゃいけない、とか、改善とか、どうですか?
◎本当に、先生には「練習して行かなくてごめんなさい」っていつも思ってます(笑)。
◾️「全然大丈夫です」って絶対言うと思う。
◎前と同じところをまた間違ってるなっていうのもあったりしますので、はい。ごめんなさいって。
◾️疲れない程度にやるのがいいんです。
◎これからもぜひ、新しい歌にもチャレンジさせていただきたいし、よろしくお願いします!
◾️応援していますので、どうぞよろしくお願いします。