生徒の声

やっぱり、原点に近いんですけど、劇団四季の「夢から醒めた夢」が大好きです。

60代女性

モア受講歴2年強(2024年8月取材)

ミュージカルレッスンを受講中

 

私がいつも思ってることなんですけど、何を始めるでも遅すぎることはない、今日の自分が一番若い、ていう言葉を胸にいつも掲げているので、そういう気持ちを共有できたらいいな、と思います。


歌やミュージカルが大好きで、以前は宝塚出身の講師によるグループレッスンに3年ほど通っていたとのこと。もっと自分の声に向き合いたい、そう思って個人レッスンを探していたときに見つけたのが、モア東京ボーカル教室でした。

 

「体験に行ったその日に、もうここにしようって決めてました。ミュージカルに特化した教室って、当時は本当に少なかったんです」自宅からは1時間ほど。決して近くはないが、「それでも通いたいと思った」という言葉に、モアの魅力を表現してくれています。


■舞台を“観る”から“演じる”へ

ミュージカルとの出会いは、榊原郁恵さん主演の『ピーターパン』。そこから宝塚、劇団四季へと興味が広がっていきました。観ることが中心だった彼女が舞台に立ったきっかけは、市民参加型のアマチュアミュージカルでした。

 

「たまたま見つけた板橋区の舞台に出てみたら、思っていた以上に楽しくて。1回きりのつもりが、2年もやってしまいました」その経験から「もっと上手くなりたい」という気持ちが芽生え、今に続いています。

 

好きな曲を、丁寧にじっくりとレッスンでは『think of me』『リフレクション』『ダンスはやめられない』など、グループレッスン時代に触れていた曲を一人でじっくり取り組んでいます。

 

「“ちゃんと歌ってみたかった”という思いが強くて。人前で歌うのは苦手だったけど、自分と向き合えるこの時間がとても大切です」最近では、トレーナーの提案で『サウンド・オブ・ミュージック』にも挑戦。ミュージカルの王道が「新鮮に感じられた」と話されていました。

 

「高音を出したい」という気持ちが強く、つい声をまっすぐ張り上げてしまう癖があるという。そんな時、先生の「回して声を出すといいですよ」というアドバイスで、「あ、出た!」と実感することもあるそうです。

 

「毎回は再現できないんですけどね(笑)。でも、その“できた”があると、また頑張ろうって思えるんです」トレーナーの先生とは年齢が近いこともあり、安心して学べる環境も大きな支えになっています。

 

「何かを始めるのに、遅すぎることはない」

 

最後に、同じように一歩を迷っている人たちに向けて、こんな言葉をくれました。「何を始めるにしても、遅すぎることはない。今日の自分が一番若いって、いつも思っているんです」「一歩踏み出すのは怖いかもしれない。でも、やらない後悔より、やった後悔の方がいい。ミュージカルのレッスンは、そんな風に思わせてくれる時間です」


■カルテを拝見したところ、モアに来ていただいて、ちょうど2年目が経っていらっしゃいます。

もう2年になりますか。

 

◾️以前から、10代の頃からミュージカルがお好きで、今、絵馬トレーナーをメインにレッスンを受けられています。モアに入ったきっかけを、お聞かせていただけると嬉しいです。

ミュージカルはもちろん好きだったんですけど、ここに来るまでも、グループレッスンで他のところで習ってはいました。グループレッスンだとピンポイントアドバイスがいただけなくて、自分の声もよく聞こえない。悩み、考えていた時に、グループレッスンはお休みをして、個人で教えていただけるところはないかな?と検索していたら、こちらがミュージカルに特化している、と知り、体験に伺いました。その時は、もう心は決まっていたため、その場で入会しました。

 

◾️ありがとうございます。ちなみにそのグループレッスンはどんな曲をレッスンしてたんですか?

以前から、宝塚の曲とかダンスがすごく好きで、グループレッスンの先生が宝塚出身の方だったんですね。で、その方に教えていただいていました。

◾️なるほど。そのグループレッスンは長く通われていたんですか?

そこには、3年くらいだと思います。

◾️合計5年くらいミュージカルのレッスンを受けていらっしゃるのですね。

そうですね、はい。

◾️色々お調べになった中で、モアがいいなって思ったのは、特にどんなところですか?

ミュージカルの曲を教えて頂けるところに惹かれました。いろいろ調べたのですが、他にはなかったんです、本当に。今は、少しずつミュージカルを教えてくれるところが増えてきているようですが。あ、ここしかないなって。


◾️ちなみに、お住まいってお近くなんですか?

錦糸町校からそれほど近くないです。中央線で都心方面なので結構遠いんです。

◾️ちょうど1時間くらい?

それくらいかかりますね。

◾️池袋や渋谷、新宿など、ボーカルスクールがかなり多いのですが、確かにミュージカルを教えてくれるところは、ほぼないです。

はい、ですので、この距離でも通いたい、って思いました。

◾️ありがとうございます。ミュージカルの生徒さんは、本当にいろんなところから通っていただいています。

やっぱり、モアさんがいいっていうことでいらっしゃるんですね、みなさん。


◾️ミュージカルは10代の頃からお好きだということなのですが、何かきっかけとかありましたか?

昔はアニメオタクで、アニメ歌手になりたかったんですね。そこから1番最初にミュージカルを観たのはピーターパンだったと思うんです、榊原郁恵さんの。その舞台をたまたま観て、わーすごいって思って。そこからピーターパンを毎年観るように。当時、キャッツも始まり、どっぷりミュージカルの世界に浸かっていった感じですね。

◾️宝塚ファンになるきっかは何かあったんでしょうか?

友達がファンだったんです。兵庫の宝塚の方まで観にいっちゃう子で、私もファンでもないのについていっちゃって、そこでハマって一人でどんどん行くようになっちゃって。はい。

◾️じゃあもう推しの方、贔屓の方もいらっしゃった感じですか?

ありましたね。はい。

◾️観るっていう側から自分が演じるとか歌ってみたいって思う、何か転換とかあったんでしょうか?

板橋区が主催しているアマチュアの方でもミュージカルの舞台に立てる企画が当時あって、それを見つけて、オーディションもあるけど行ってみようかな、って思って、その舞台に立ったのが演じることのはじめての経験です。オーディションといっても、結局みんな受かるんですけど(笑)

◾️各市町村が企画している市民ミュージカルみたいなものですね?

そうです。はい。そこに参加して色々またハマってしまいました。皆さん大体一回の公演でやめるんですけど、私は物足りなくて、2年もやっちゃいました。

◾️そのミュージカルはどういった演目を行うのですか?

オリジナルミュージカルだったんですけど。「冒険!西遊記」の話なんです。いろんなキャラが出てくるので、いろんな役もできるし楽しかったです。

◾️お客さんもきて、緊張しますよね?

最初は緊張しましたが、とっても良い経験になったと思います。

◾️そこからきっかけで、もっともっと上手くなりたいなって思っていったってことですね。

そこでダンスを教えに来ていただいていた先生のところに通うようになって、その時はまだ歌はそんなでもなかったんですけど、もちろん好きでしたけど、そのうち歌の熱もむくむくむくむく湧いてきて。


◾️ちなみに、お好きな演目とかあるんですか?ご自身の中でこの演目の中のこの曲は好き!とか。

やっぱり、原点に近いんですけど、劇団四季の「夢から醒めた夢」が大好きです。

◾️夢醒めが好きなんですか、いいですね。

坂さんが好きなんですよ。それに最後の「二人の世界」が好きで。

◾️では、絵馬トレーナーとレッスン中にデュエットで歌ったりするんですか?

まだまだ、いつになっても歌いこなせなくて。難しいです。切ないところもありますが、とっても好きな演目なんです。

◾カルテを拝見すると「think of me」「リフレクション」「ダンスはやめられない」など。ミュージカルの曲の選考は担当トレーナーから提案されますか?それともご本人で選んでる感じでしょうか?

実は、グループレッスンの時にやってた曲が多いです。一人でしっかり歌ってみたいっていうのがあって、はい。ただ、最近は、舞台をあんまり観なくなっちゃってしまい、どんな曲があるのか分からないんで。その情報収集もそろそろ必要なんです。

◾️なるほどね。そういう時は、担当の絵馬トレーナーや他のトレーナーに遠慮なく伝えていただけたら、「この曲合うんじゃない?」など丁寧に提案してくれると思います。

今回、1曲提案していただきました。

◾️ちなみに何を提案されたんですか?

本当に王道なんですけど「サウンドオブミュージック」原点にかえった感じで新鮮でした。

◾️いいですね。とっても良いと思います。

モアで習ってよかったなとか、よかった瞬間が多いからこそレッスンを継続していただいているんだと思うんです。どんなところに「いいな」って感じますか?

私の場合、声の出し方がいまいち自分でもわかってない部分があるんですけど、それを具体的に、ここはこうしてこうして、みたいな、詳細に言っていただけるので、それをやると「あ、できた」みたいなことが結構あるので、素晴らしいです。その割には上手くなってないんですけど(笑)


◾️ちなみに、具体的ってどんなことを指導されるんですか?

この前も言われたんですけど、私結構「高い声を出したい」って願望がすごく強くて、出そうとするとそこを目指して結構直線で行っちゃうんですよ。で、そこは、ヘッドボイスは回す感じでやるといいですよ、って言われて、やってみたら「あ、できた」みたいな。そういうことが多々あります。それをまたやれって言われるとなかなかできないんですけど(笑)

◾️難しいですよね。

そうなんですよ(笑)

◾️よくわかります。なるほどね。特にミュージカルソングはね、原曲を歌うっていうのが基本ですからね。そこに到達できるように皆さん練習されています。よく聞くのは、曲によって課題を決めて、この曲はミックスボイスとかチェストボイスを出すために選ぶとか、この曲は高音域をやるために選ぶとか、って風に選ばれている生徒さんもいるし、トレーナーたちもそういうアプローチをしているようです。

「think of me」も、高い声が出したいので選んでみたんですけど。


◾️ちなみに絵馬トレーナーは、モアの中で1番年代が上なんです。

はい、私も年齢が1番近いんです(笑)

◾️モアの中でもっとも年齢が高いんですけど、まだまだずっと何年も5年10年やってほしいなって思っています。絵馬トレーナーの生徒さんって本当にすごく上手くなるんで、自信をもってライブや本番などに出てほしいです。

そうですね、やっぱり本番は違いますよね。そう思います。

◾️やっぱりお尻に火がつくとね。本気出すんですよね、みんな。

そうですよね、やらなきゃいけない!みたいな。はい。

◾️あとは、去年くらいから始まったんですけど、セッションか言っていうのを始めていて、メルマガとかLINEニュースとかって届いてますか?固定のトレーナーと一緒にお客さんなしでセッションするって会をやり始めています。絵馬トレーナーも参加する会にお声がけできたらいいなと思っていて。ライブじゃなくて、セッションする、参加された生徒さんの前で歌唱披露する、みたいな。


◾️モアの中では結構若い世代の方々が多く、20代30代が1番多い層なんですね。ただ、我々としては50代60代とかの方々にも、歌を始めるきっかけっていつでもいいと思っているので、同世代の方々に向けた言葉を頂けると嬉しいです。

そうだな、私がいつも思ってることなんですけど、何を始めるでも遅すぎることはない、今日の自分が一番若い、ていう言葉を胸にいつも掲げているので、そういう気持ちを共有できたらいいな、と思います。

◾️結構聞くのが、一歩踏み込むのが怖いとか、あとは、私なんか習ってもいいんですか?みたいなことをよく聞かれるんですけど、そういう方々に何かどうですかね?

確かに、踏み込むのが怖いっていうのはよくわかるんですけど、でもここでやらなかったらきっと後悔するだろうし、やらない後悔よりはやった後悔の方がいいっていつも思っています。

やっぱりすごく苦手意識があるので、少し怖いって思ってしまうことはあるかもしれないです。けど、はじめてみるととても楽しいです

 

◾️今日はありがとうございます。

こちらこそありがとうございました。

◾️今後ともよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

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