生徒の声

「やったもん勝ちで、楽しむ!」─ミュージカルレッスンを続けてきた私の実感

60代女性

モア受講歴19年(2025年1月取材)

ミュージカルレッスンを受講中

 

仕事で毎日50件くらい電話するんですが、電話の声も留守電の声も綺麗で聞き取りやすい、と言われ、長年ボイトレをやっていた甲斐があったと実感しています。感謝です。


「やったもん勝ちで、楽しむ!」──ミュージカルレッスンを続けてきた私の実感

 

■ はじまりは紹介から

当時「ボイストレーニングを習ってみたいな」と思っていたとき、知人に紹介されたのがモアでした。最初は“どんなレッスンなんだろう”と不安もありましたが、今ではすっかり日常の一部。気がつけば、もう20年近く通っています。「ここまで続いてるってことは、自分に合っていたんだと思います」

 

■ ミュージカルの楽しさに気づいたレッスン

普段はJ-POPを中心に練習していますが、年に一度のライブでは必ずミュージカルの曲を選んでいます。「ミュージカルの歌って、ただ歌うだけじゃなくて“物語の中の一場面”を表現するんですよね。セリフを入れてみたり、一人で何役かを歌ってみたり。歌い方も自然と変わってきます」

そんな工夫ができるのも、レッスンで自由に挑戦できる環境があるからこそ。

 

■ レッスンとともに、自分も成長

「同じ曲でも、先生が“今のあなたならこう歌った方がいい”とアドバイスをくれる。だから飽きないし、自分の成長も感じられます」

長く通うなかで、講師陣の教え方も進化してきたと感じています。レベルに合わせた的確なサポートで、無理なく、でも確実に前に進める。それが、長く続けてこられた理由の一つです。

 

■ 声の力は、日常にも活きている

「毎日50件くらい電話をかける仕事をしているんですが、『声がきれいで聞き取りやすい』とよく言われるんです。留守電の声も“安心する”って。長年ボイトレをしてきたからこそ、だと思っています」舞台のための発声が、仕事や日常生活でも役に立つ──そんな実感が、続ける力になっています。

 

■ 「この年で…」とためらっている方へ

「“私なんかが歌っていいのかな?”って思う気持ち、わかります。でも、やってみたら分かります。“やったもん勝ち”です(笑)」

ミュージカルには、表現の幅や声の魅力がたくさん詰まっています。誰かになりきる楽しさ、自分の新しい一面を知る喜び──年齢に関係なく、きっと何かが始まります。

 

■ 次のステージへ

次のライブでは「愛の讃歌」を歌う予定。初めてモアのステージで歌った思い出の曲を、今の自分の声でまっすぐに届けたい──

「何歳でも、どこからでも始められる。それがミュージカルの魅力です」

 


◾️本日は、お時間いただきましてありがとうございます。

特に在籍が長い生徒さんに、なぜそこまで長く通ってくれているのか、というのをインタビューさせてもらっているところでございます。

◎はい。


◾️本当に今でも思い出すんですけど、浦安駅校だけかな、約19年前くらいに体験にいらっしゃって、ちょうどいたと思うんですよね。体験にいらっしゃってずっと続けてくれてるんですけど、当時の入った目的と今ってだいぶ変わってきてると思うんですが、この20年近く通われてきた中で、どんなところがよかった、また、続けていいなあ、って思ったところはございますか?

◎そもそも自分で探して入ったわけじゃなくて、知り合いの方の紹介でした。ボイトレをしたい気持ちはあったんで、でもまあどこっていうのを、他でやったことがないから、比べてどうっていうことはないんですけど、長くいるっていうことはもう合ってるんだろうなっていうのはあります。あと、長くいる間に感じるのは、やっぱり生徒さんの質も上がってるっていうのは、トレーナーの質もすごく上がってるって、なんか上から目線ですけど。

◾️ありがとうございます!

◎このトレーナーにずっとついて行きたいなって思いはありますね。

◾️それは同じ先生、講師でも、その講師自身のレベルアップを感じる、ということですか?

◎全体です。

◾️なるほど。それはどんな場面で感じられます?

◎うーん、入会した時に比べると当然上達するのに合わせて、教え方が変わったり、例えば同じ曲でもこう歌った方がいいとか、この時点だったらこう歌った方がいい、とか。それぞれに合わせてアドバイスをくださってる気がします。私は基本的に私が歌いたい曲を歌ってるんです。最初の頃は1曲だけライブで歌う曲を先生がお勧めしてくださって歌いました。


◾️当時からずっとレッスンは同じトレーナーですか?

◎たまたま体験も同じだったんですけど、その後は高音を強化したくて、クラシックの先生に割とついてました。それ以外には、日程の都合だったり、他の先生にも習ってみたいなって自分の気持ちはあったりで。ただある時期からはずっと同じ先生ですね。

◾️どういう曲の選定をされてきてるんですか?

◎前はミュージカルの曲オンリーだったのを、どっちかというとJ-POP、普段はJ-POPですね。年に1回のライブに向けて1曲、そこだけはミュージカル曲をやるっていう感じですね。はい。

◾️そういう流れでやってるんですね。ありがとうございます。

◎私がモアのちょっと前のライブで昭和担当なので(笑)、いまだに守ってるっていう。でも自分ではその頃の歌とか好きなのはあって、それなりの年齢の方が歌った方がより味が出る、っていうか

◾️しっくりくるっていうことですよね。

◎1970年、80年、大体その辺の曲でいいなあって思った曲を選んでます。

◾️わかりました。そうすると年1のモアフェスがもうすぐ申し込み始まりますけど、今回とか前回含めて最近の曲選考はどんな感じですか?

◎ミュージカルの曲についてはもうネタが無くなりました(笑)

◾️だいぶ色々やってきましたからね。

◎私なりに長くもいるから、ミュージカルを好きな方に、いわゆる有名な曲を歌うだけじゃなくて、色々挑戦して、色々なアンサンブルがついたり、何人か歌う曲を1人で歌ってみたり、英語の歌詞を自分で訳してみたり、そういう工夫をして他の生徒さんが「あ、こんなことやっていいんだ」って。こんな派手にやっていいんだ、みたいな。

◾️うんうん。確かにね。

◎必ずセリフを入れるようにしたり。曲だけをくりぬいたっていうよりは、ミュージカル全体のうちの一部ですよっていう感じで曲を選んで歌って構成をしてます。

◾️なるほど。素晴らしいですね。

◎なので、20周年記念ということもあるし、いつものスタジオとも違うので、もうがっつり歌うだけにします。

◾️歌にしますか。

◎ミュージカルの歌を。◎言っちゃっていいんですかね。メドレーっぽくやろうかと思ったんですけど、もういいかなと。多分、「愛の讃歌」は私がモアのライブで初めて歌った曲でもあるんです。


◾️例えば同世代とか、昭和世代の方含めて、結構「自分なんか習っていいんですか?」みたいなトーンでいらっしゃる方多いんですよ。そういう方に向けてぜひコメントいただきたいなって思っていて。

◎あー、やったもん勝ちですよね(笑)なんていうか、楽しむ!

あと、仕事で毎日50件くらい電話するんですが、電話の声も留守電の声も綺麗で聞き取りやすい、と言われ、長年ボイトレをやっていた甲斐があったと実感しています。感謝です。

◾️なるほど。ありがとうございます。


◾️わかりました。先生のレベルアップ、いい言葉ですね。言語化が難しいんですけどね。いい言葉をもらったな、という風に思いました。

◎ただ褒めるだけじゃなくて、褒めてもらうと嬉しいですけど。たまにきつい、きつい言葉といっても、「なんでできないの?」とかそんなことは言われないですよ。「もっとこうした方がいい」「もっとこうした方が魅力的だ」ってアプローチしてくださってるんで。

◾️それいいですね。今は錦糸町校のみですよね、いらっしゃってるのは。

◎そうですね。あと、都合が合わない時はたまにオンラインで。

◾️オンラインでもやってくれてるんですね。

◎通ってるのは錦糸町校です。


◾️では次回のライブ、楽しみにしています。よろしくお願いします。

◎ありがとうございました。


 

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