「ミュージカルを習ってみたいけど、大人になってから始めても大丈夫かな?」
20代女性
モア受講歴7年(2025年5月取材)
ミュージカルレッスンを受講中
「ミュージカルを習ってみたいけど、大人になってから始めても大丈夫かな?」
そう感じているあなたにぜひ読んでほしい。そんな想いから、モア東京ボーカル教室の生徒さまにインタビューを行いました。(インタビュア:校長)
レッスンを始めたのは2018年、もう7年も続けています。最初から歌が苦手だったわけではありません。むしろ、カラオケでは音程もしっかり取れるし、採点バーから外れることもない。でも、「合ってはいるけど、なんだか平坦で面白みがない」「聞いている人が飽きてしまうんじゃないか」と悩んでいたそうです。
そんなとき、「高音をもっとのびのびと出したい」「歌に表現力をつけたい」という思いからレッスンを決意。最初は色々なモア東京ボーカル教室のトレーナー(講師)に習いましたが、最終的に落ち着いたのは、明るく陽気な林トレーナー。ただ技術を教えるだけではなく、イメージしやすい例えや実演を交え、楽しく的確に指導してくれる方です。「先生が話を盛り上げてくれるので安心できた」と笑顔で話してくれました。
特に惹かれたのは、ミュージカル曲の魅力です。『リフレクション』『カラー・オブ・ザ・ウィンド』といった有名曲から、『スカーレット・ピンパーネル』の「あなたを見つめると」のような宝塚由来の曲まで、レッスンでは幅広い曲に挑戦してきました。
「普段の自分では出せない感情を、曲の中で思いきり表現できるのが楽しいんです」と大塚さんは語ります。役になりきることで、強い女性を演じたり、時には繊細な気持ちを表現したりと、いろいろな自分に出会える。それがミュージカルの大きな魅力です。
さらにトレーナーからは、「曲の転調は心の変化のタイミングなんだよ」という教えも受けました。歌詞やメロディの流れに感情を乗せると、転調の場面で自然と声が解放されるような感覚があるといいます。ただ歌うだけでは味わえない、「気づき」や「発見」が、歌を習うことでどんどん増えていったそうです。
ミュージカル曲はセリフが混ざったような部分も多く、歌詞の意味を考えながら表現することが求められます。だからこそ、歌っていて物語に没頭でき、思いきり感情を出すことができる。大塚さんは「観劇するだけではわからなかった仕掛けや構造が、自分で歌ってみることで見えてくるんです」と教えてくれました。
「ミュージカルを習ってみたいけど、私にできるのかな?」
そんな不安を抱えている方もいるかもしれません。でも生徒さん自身も、最初は人見知りで話すことが得意ではなく、不安もあったそうです。それでも「トレーナーが明るく楽しく教えてくれるので、安心して続けられた」と話しています。わからないことは一緒に確認し、上達の過程を楽しめる環境だからこそ、7年も続けられたのでしょう。
最後に、これからミュージカルを習ってみようと思っている方に向けて、こんなメッセージをくれました。
「レッスンを受けると、ただ歌えるようになるだけじゃなくて、自分の中の新しい一面に出会えるんです。曲の構造や表現の奥深さに気づいたとき、『ああ、私こんなことできるんだ』って思えます。少しでも興味があったら、ぜひ一度体験してみてください。思った以上に楽しくて、いろんな発見が待っていますよ。」
ミュージカルの世界は、観るだけじゃもったいない。自分自身が一歩踏み出すことで、想像以上に豊かな体験があなたを待っています。もし迷っているなら、まずは一度、体験レッスンの扉をノックしてみませんか?