がなり声としゃくりとは?仕組みと使い方の違い|モア東京ボーカル教室
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🎯 この記事のポイント
がなり声は、声帯の奥の軟骨(披裂軟骨)周辺が関与するザラついた発声で、シャウトとは仕組みが別物。しゃくりは、狙った音程の下から滑り上がる歌い方で、無意識だとクセ、意図的に使えば表現になります。どちらも“出せるか”より「どう使うか」。真似だけは声を痛めるため、安全に学ぶことが大切です。
がなり声とは ― シャウトとの違い
がなり声は、シャウトと混同されがちですが、使っている部位が異なります。 がなりでは、次のような発声になります。
- 声帯の奥にある軟骨(披裂軟骨)周辺が関与する
- 声がザラついたノイズ成分を含む
演歌のこぶしや、Adoさんの楽曲に見られるような強いニュアンスも、がなりに近い表現です。どちらもノイジーに聞こえますが、シャウトとがなりは仕組みも使い方も別物であり、同じ感覚で真似をすると、声帯を痛める原因になります。
しゃくりとは ― クセか、表現か
しゃくりとは、狙った音程に入る前に、下の音から滑り上がる歌い方です。無意識に行うと、次のようになります。
- 音程が不安定
- 「探りながら歌っている」印象
しかし意図的に使えば、ポップスらしいニュアンスや色気を生みます。たとえば、次のような使い方です。
- 歌い出しだけを軽くしゃくる
- 半音程度を素早く使って装飾音として入れる
大切なのは、「狙ってしゃくっているか」「音程を探すためにしゃくっているか」、その違いです。次のような練習を通じて、しゃくりを「選べる表現」にすることを目指します。
- 半音練習
- 音程をまっすぐ当てる練習
まとめ ― 「どう使うか」まで学ぶことが本当のボイトレ
ウィスパー、ホイッスル、シャウト、がなり、しゃくり。これらはすべて、正しく理解し、適切に使えば強力な表現手段になります。一方で、知識だけを切り取って真似をすると、声を痛める原因にもなりかねません。
その人の声・体・音楽性に合わせて、安全に、段階的に、実践的に指導を受ける必要があります。「出せるかどうか」ではなく、「どう使うか」まで含めて学ぶこと。それが、長く歌い続けるための本当のボーカルトレーニングです。
✅ この記事のポイント
- がなり=披裂軟骨周辺が関与するザラついた発声。シャウトとは別物
- しゃくり=下から滑り上がる歌い方。クセにも表現にもなる
- 「狙って」か「探って」か。選べる表現にするのが目標
- 特殊発声は“出せるか”より“どう使うか”。安全に段階的に学ぶ
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