ウィスパーボイスの出し方と練習法|声帯の閉じ具合を操る|モア東京ボーカル教室
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🎯 この記事のポイント
ウィスパーボイスは「小さい声」「弱い声」ではなく、声帯が完全に閉じきらず、わずかな隙間を残して振動している“状態”のこと。その隙間の大きさで息の混じり方が変わり、ヘッドボイスやミックスとの境界も曖昧になります。表現として意図的に使い分けられることを目指しましょう。
ウィスパーボイスとは、声に息が混じった状態の発声を指します。重要なのは、「小さい声」や「弱い声」という意味ではない、という点です。
「息混じりの声」を正しく知る
声帯の状態としては、声帯が完全には閉じきらず、わずかに隙間が空いたまま振動している状態です。この「隙間の大きさ」によって、息の混じり具合が変わります。
はっきりと息が聞こえるウィスパーもあれば、一見すると裏声やミックスボイスのように聞こえる、ごく軽い息漏れのウィスパーもあります。そのため、次の3つの境界は、聴き手や文脈によって判断が分かれやすいのが実情です。
- ウィスパーボイス
- ヘッドボイス
- ミックスボイス
表現としてのウィスパーボイス
ウィスパーボイスは、表現の一つとして意図的に使われることもあります。たとえば、次のような使い方です。
- フレーズの語尾をそっと抜く
- 高音をあえて息混じりにして柔らかく聴かせる
- 女性が低音を出しにくい場面で、あえて息を混ぜて音程に入る
J-POPでは、手嶌葵さんのような透明感のある声質や、わずかに息が混じった繊細な表現が、ウィスパー的に聴こえるケースもあります。
ウィスパーボイスのトレーニング
ウィスパーボイスは、「強い筋力」をつけるというより、声帯の閉じ具合を細かく調整する感覚が重要になります。次のような練習を行います。
- 同じ音程・同じ母音で行う
- 息を多く混ぜた声と、混ぜない声を行き来する
- 音の変化と身体感覚を丁寧に照らし合わせる
ウィスパーボイスは比較的「真似から入りやすい」発声でもありますが、無意識に多用すると声が不安定になることもあるため、意図して使い分けられる状態を目指すことが大切です。
✅ この記事のポイント
- ウィスパーボイス=声帯に隙間を残したまま振動する“状態”
- 「小さい声」「弱い声」という意味ではない
- ヘッドボイス・ミックスとの境界は、聴き手や文脈で分かれやすい
- 多用は不安定のもと。意図して使い分けられる状態を目指す
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