【「私がベルなら(IF I WERE A BELL)」(ミュージカル曲)を上手く歌いたい!】ガイズ&ドールズ(GUYS AND DOLLS) 歌い方・歌唱法・ミュージカル曲解説
【曲名】私がベルなら(IF I WERE A BELL)
【演目】ガイズ&ドールズ(GUYS AND DOLLS)
【演目について】
「ガイズ&ドールズ」は、ブロードウェイで最も陽気なミュージカル・コメディーの1つとして人気と評価の高い作品。1950年のブロードウェイでの初演では、1200回ものロングランを記録し、これまでにトニー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞など8部門受賞の栄誉に輝いている。日本では、1984年に宝塚歌劇団により上演され、その後再演を重ねており、2020年には東宝がブロードウェイ史上初めて35歳以下で2度のトニー賞候補にノミネートされた若き演出家マイケル・アーデンによる新演出で上演している。1955年にマーロン=ブランド主演で映画も制作され、1965年には「野郎どもと女たち」という邦題で公開された。
1948年頃のニューヨークを舞台に、ギャンブラーのスカイと、救世軍の娘サラを中心に繰り広げられるハッピーミュージカル作品。
【曲について】
一幕後半、救世軍教団支部の窮地を救うため、ギャンブラーのスカイが提案する条件をのんでハバナにやってきた救世軍の娘サラが歌うナンバー。ギャンブラーのスカイをずっと警戒していたサラが、ハバナの開放的な雰囲気の中でお酒を飲み、酔った勢いでスカイに心を預け、またスカイもそんなサラを愛おしく思いはじめる物語のキーポイントとなるシーンで歌われる楽曲。
【歌唱のポイント・アプローチ】
酔っ払い、最高の気分を色々なものに例えて歌っている内容ですが、まずは楽譜から丁寧に音取りをしてください。正しい音程とリズムを理解した上で、酔っ払っている表現を加えて、伸び伸びと表現を楽しみながら歌ってみましょう。