【ミュージカル曲コラム】塔の上のラプンツェル「自由への扉」歌い方・歌 上達 歌唱法
[曲名] 自由への扉/When will my life begin
[演目] 塔の上のラプンツェル/Trangled
[演目について]
グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」を原作とした、長編アニメでは第50作目となるディズニー作品。
魔法の長い髪を持つ美しい少女ラプンツェルが暮らしているのは、深い森に囲まれた、出入り口のない高い塔。彼女は18年もの間、一度も塔の外に出たことがなく、母親以外の人間に会ったこともなかった。そんなラプンツェルの楽しみは、自分の誕生日になると遠くの空に浮かぶ神秘的な“灯り”を見ながら、外の世界での暮らしを夢見ることでしたが…
[曲について]
18歳の誕生日の前日に、ラプンツェルが塔の中で歌うこのナンバーは、フォークロックの軽快なリズムサウンドが印象的な、魅力あふれる1曲です。
[歌唱のポイント・アプローチ]
曲は構成上、大きく2つに分けられます。
前半部分はアコーステッィクギターのバッキングに合わせ、自身を取り巻く現状の説明と、それに対する想いを。slowlyな後半部分からは、外の世界への憧れを表現する事を目標に歌ってみましょう。前半部分のサビにあたる、「♪お気に入りの~」から出てくる、チェンジ部分の跳躍音を安定させて歌うために、まずはファルセットに返しても良いので、正確に音程をとらえる事が大切です。
雰囲気で歌って、喉声になってしまわないよう気をつけて下さい
ンジが広い曲なので、自分のチェンジの範囲でファルセットにすることを恐れずに歌って下さい。
人に見せることが怖い「本当の自分」を、思い切って出すという心境が歌われているので、AメロBメロでは迷いの気持ちを、そしてサビではそれを解き放つように。また、常に全開で歌ってしまわぬようペース配分を考え、表情豊かに歌いましょう。
サビの部分は計3回ありますが、それぞれ微妙にメロディやリズムが異なるので、その違いを逆にうまく利用してメリハリをつけるのもひとつの手です。
曲は違いますが、同じく塔の上のラプンツェルの楽曲:輝く未来 をモア東京ボーカル教室の講師が歌っている動画もぜひご覧ください!
本コラムは、初めてミュージカル曲を歌ってみたい
という方のためのミュージカル曲解説となります。