【ゲッセマネの園(ミュージカル曲)を初めて上手く歌ってみたい!】 「ジーザス・クライスト・スーパースター」の歌い方・歌唱法
ミュージカルナンバーの中でも、1~2位を争う難曲。
「音域、構成、長さ」の難しさが際立っています。
この曲を歌いこなせることを目指しましょう。以下、ミュージカル歌唱ポイントを参考にしてください。
[曲名] ゲッセマネの園/Gethsemane(I only want to say)
[演目] ジーザス・クライスト・スーパースター/Jesus Christ Superstar
[歌唱のポイント・アプローチ]
数あるミュージカルナンバーの中でも、「音域、構成、長さ」など、あらゆる点において1・2を争う難曲です。
まずは歌い始めの穏やかな感じと、中盤の激しくなる部分、そして一度静まってから、再び盛り上がって終わりを迎える後半という、構成上のメリハリをしっかりとおさえましょう。ロックミュージカルなので、特に高音部分はヘッドボイスでのシャウト唱法が求められますが、かなり特殊なテクニックなので、最初はファルセットでとらえられるようにして、徐々にその音色を強くしていくという練習方法が良いと思います。
[曲について]
「最後の晩餐」の後、死を覚悟したジーザスが、父なる神に対し、自らの苦悩を語りかけるナンバーです。
[演目について]
「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、 アンドリュー・ロイド=ウェバーを世界的ミュージカル作家に押し上げた出世作で、これがブロードウェイにおけるデビュー作品となったもの。全編に渡って語りのセリフは無く、音楽と歌のみで物語が進行する、いわゆるオペラ型のロックミュージカルで、聖書を題材に、イエス・キリストの最後の7日間を描いた作品です。
【注意】
本コラムは、初めてミュージカル曲を歌ってみたい
という方のためのミュージカル曲解説となります。