【スーパースター(ミュージカル曲)を上手く歌うには】「ジーザス・クライスト・スーパースター」の歌い方・歌唱方法
リズムラインを的確に感じながら歌唱するのが、この曲「スーパースター」のポイント。以下、歌唱ポイントを参考にしてください。
[曲名] スーパースター/Superstar
[演目] ジーザス・クライスト・スーパースター/Jesus Christ Superstar
[歌唱のポイント・アプローチ]
典型的なロックスタイルなので、ロック歌手がソロコンサートで十八番のナンバーを歌っているかのようなノリが求められます。しかし、メロディラインの音の振れ幅は意外と狭く、英語の言葉のアクセントをうまく利用したリズムラインとなっているため、日本語で歌うと、リズムが甘くなってしまうので注意が必要です。言葉を固めにした発音を意識して、オンビートにアクセントをしっかりと乗せて、ノリをキープして歌いましょう。
[曲について]
ローマ総督ピラトは悩みながらも、ジーザスを鞭打ち、磔の刑に処することを決めます。ゴルゴダの丘まで十字架を背負って向かうジーザスの前に、死の世界からユダが表れ語りかけるナンバーです。シリアスなシーンにも関わらず、あえてノリがよくエネルギッシュなナンバーにする事で、ユダのジーザスに対するアイロニカルな雰囲気が表現されています。
[演目について]
「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、 アンドリュー・ロイド=ウェバーを世界的ミュージカル作家に押し上げた出世作で、これがブロードウェイにおけるデビュー作品となったもの。全編に渡って語りのセリフは無く、音楽と歌のみで物語が進行する、いわゆるオペラ型のロックミュージカルで、聖書を題材に、イエス・キリストの最後の7日間を描いた作品です。
【注意】
本コラムは、初めてミュージカル曲を歌ってみたい
という方のためのミュージカル曲解説となります。