【「Singing in the rain」(雨に唄えば)(ミュージカル曲)を上手く歌いたい!】Singing in the rain/雨に唄えば 歌い方・歌唱法・ミュージカル曲解説
【曲名】「Singing in the rain」(雨に唄えば)
【演目】「Singing in the rain」(雨に唄えば)
【演目について】
1952年にMGM映画によって製作され、ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズの出演で大ヒットしたミュージカル映画『雨に唄えば』をもとに、1983年にロンドン、1985年にはブロードウェイで舞台化された。ハリウッド映画がサイレントからトーキーへと進化変貌する時代を描き、ブロードウェイを目指す作家と俳優のサクセス・ストーリーと映画制作の舞台裏、恋愛模様をコメディタッチで描いたミュージカル。
日本では、英国ロイヤルバレエ団の元プリンシパル アダム・クーパー主演の来日公演のほか、宝塚歌劇団でも翻訳上演されている。
【曲目について】
作品名にもなっているこの作品を代表するこの曲は、主人公ドンにより2幕に歌われる。土砂降りの雨の中で、傘を片手に軽快にタップダンスを踊るシーンが印象的。
女優キャシーとの甘い恋愛に酔いしれる、主人公ドンの舞い上がるような気持ちが表現されている。
【歌唱のポイント】
軽快で馴染みのあるメロディーの楽曲ですが、まずは丁寧に音取りをしましょう。オクターブ跳躍の部分は、ピッチが悪くならないようしっかり息を支えて歌いましょう。
またこの曲は、全体を通してSwing(スウィングのリズム)で歌います。スウィングのリズムの鍵は、「裏拍の取り方」です。基本的に「裏拍」が強くなるように気を付けてください。