【「Someday」(ミュージカル曲)を上手く歌いたい!】ノートルダムの鐘 歌い方・歌唱法・ミュージカル曲解説
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【曲名】Someday
【演目】ノートルダムの鐘
【演目について】
世界的文豪のフランス人小説家ヴィクトル・ユーゴーの小説「NOTRE-DAME DE PARIS」を原作としたアニメ映画「ノートルダムの鐘」が1996年にウォルト・ディズニー社によって公開された。本作は、それのミュージカル版。
作曲はアラン・メンケン、作詞スティーヴン・シュワルツが担当。1999年に独・ベルリンで初演され、その後、米・サンディエゴで上演されるなどしたが、未だブロードウェイでの上演には漕ぎ着けていない。
生まれつき醜い容姿と障害を持って生まれたカジモド(仏語で「出来損ない」という意)は、育ての親であるフロローの庇護のもとノートルダム聖堂の鐘楼に軟禁状態で生活している。彼の唯一の願いは、「一日で良いから外の世界で生活すること」で、ある日、フロローの教えを破り、外界に飛び出したことで様々な人間(ジプシーの踊り子・エスメラルダなど)と出会い、そして事件に発展していく。
ディズニー作品としては珍しく、重厚でシリアスな内容となっているが、アニメ版での物語の結末は従来のディズニー作品らしくハッピーエンドであるのに対して、舞台版は小説同様、ハッピーエンドではない。日本では、2016年に劇団四季によって上演されている。
【曲について】
この曲は二幕中盤で歌われるデュエットナンバー。
美しいジプシーに踊り子・エスメラルダは、パリにいるジプシーを迫害しようとしているフロローの策略によって、彼女の協力者であり、護衛隊隊長のフィーバスと共に、牢に投獄されてしまう。「いつか人がみんな賢くなる時が来る 祈るわ 争いの炎が消えることを」という歌詞は、「反戦」と「平等」を生涯訴え続けてきた原作者ユーゴーの願いでもある。
死を覚悟しながらも、世界の平和を祈る2人によって歌われる、美しいメロディが印象的なバラードナンバー。
【歌唱のポイント・アプローチ】
この曲は三拍子なので、基本的には1拍目にアクセントがつくように歌いましょう。また、フィーバスパートが入ってからは、輪唱で歌う部分があるので、そこは「相手に想いを渡すように」優しく歌いましょう。
この曲の歌詞は非常にメッセージ性が強いので、「自分の言葉」として喋ることが大事になります。まずはしっかりと歌詞を読み込み、分析しましょう。
在籍生徒特典
モアオリジナル日本語楽譜有り
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