【ミュージカル曲コラム】エリザベート「パパみたいになりたい/ Wie Du」歌い方・歌 上達法
[曲名] パパみたいになりたい/ Wie Du
[演⽬] エリザベート/Elisabeth
[演⽬について]
作詞ミヒャエル・クンツェ、作曲シルヴェスター・リーヴァイのゴールデンコンビが生み出した、黄泉の帝王“トート=死”との禁じられた愛をベースに、ハプスブルク帝国最後の皇后“エリザベート”の生涯を描いた作品。
[曲について]
1幕プロローグのすぐ後に歌われる幼少期のエリザベートのナンバー。
バイエルン王家の公女として誕生したにも関わらず、父マクシミリアンと共に街に出かけ、チター奏者に扮した父の傍らでチップを貰う少女に扮した事もあった程、自由に伸び伸びと過ごした幼少時代のエリザベートの日常と、父の生き方への憧れと夢を歌った楽曲。
[歌唱のポイント・アプローチ]
チター演奏を感じさせる伴奏はメロディーをフォローしていないので、先ずは、音程とリズムを正しく取りましょう。その後に、エリザベートが⽗に話しかけるシチュエーションの曲であるため、伝えたい内容を歌詞から読解し、言葉を大切に紡いで歌っていくことを求められます。