ボイトレ中級者の方へ(ボイストレーニング経験者がすべきこととは?)
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わたくしモアでは、通い始めて数年、5年,10年,20年と長くレッスンを受講されている生徒様が多いのが特長です。その在籍生徒様からのアンケートから見えてくる言葉をご紹介させてください。
―「歌えている」から「伝わる」へ―
音程は取れる。
高音も以前より出るようになった。
発声の基礎も一通り理解している。
それでも、
「何かが足りない」
「上達が止まった気がする」
そんな感覚を覚え始めていませんか?
それは、次のステージに進むサインです。
■ 中級者がぶつかる「見えない壁」
中級者になると、多くの方がこんな悩みを抱えます。
- 技術的には歌えているのに、感動させきれない
- 曲によって調子のムラが出る
- 表現しようとすると、逆に力んでしまう
- 正解が分からず、練習が自己流になりがち
この段階で必要なのは、
「もっと頑張ること」ではなく「精度を上げること」です。
■ 発声は「できる」から「安定して使える」へ
中級者にとって重要なのは再現性。
- 調子が良い日だけ出る声
- 特定の曲だけ通用する発声
ではなく、
どんな日・どんな曲でも使える発声を身につけること。
そのために必要なのが
- 身体の使い方の再確認
- 無意識に入っている力みの除去
- 地声・裏声・ミックスの精密なコントロール
「分かっているつもり」を一度解体し、
自分の癖を正確に知ることが、次の成長に繋がります。
■ 表現力は「感情」より「設計」
中級者になると、「感情を込めよう」としすぎて
声やフォームが崩れてしまうことがあります。
実は、伝わる歌ほど
- フレーズの方向性
- 音色の選択
- 強弱・言葉の置き方
が冷静に設計されています。
感情は「乗せるもの」であって、「押し出すもの」ではありません。技術と表現が噛み合ったとき、歌は一段階深くなります。
■ 「できない曲」は、伸び代の宝庫
中級者にとって大切なのは、「歌いやすい曲」だけを選ばないこと。
- 苦手な音域
- 表現が難しいジャンル
- 自分には合わないと思っていた曲
これらに取り組むことで、これまで使ってこなかった声・表現が開きます。
実際に
「無理だと思っていた曲が歌えるようになった」
「今までにない表現が出せた」
という経験をする方は少なくありません。
■ 経験者だからこそ、客観的な視点を
この段階になると、自分で考えられることが増える一方で、自分では気づけない癖も増えていきます。
- どこが本当の課題なのか
- 何を優先すべきなのか
- 今の練習が合っているのか
第三者の耳と視点を取り入れることで、遠回りせず、より確実に前へ進めます。
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