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ボイストレーナーの選び方|声帯を守る5つのチェック|モア東京ボーカル教室

🎯 この記事のポイント

消費者庁が、パーソナルトレーニングでの事故増加に注意を呼びかけました。過度な負荷や体調不良時の無理が原因のケガです。これは声を扱うボイストレーニングにとっても他人事ではありません。声帯はとても繊細。無理な発声を続ければ故障につながります。安全に上達するために、良いトレーナーの見分け方と生徒側の心構えを整理します。

 

2026年8月、消費者庁が「パーソナルトレーニングでの事故に注意」という注意喚起を公表しました。ジムでの個別指導中でも、過度な負荷や体調不良時の無理なトレーニングと思われるケガが起きている、という内容です。

 

「これはフィットネスの話でしょう?」と思われるかもしれません。しかし、声という“身体”を鍛えるボイストレーニングも、まったく同じ構造を持っています。私たちボイストレーナーにとっても、そして歌を学ぶ生徒さんにとっても、他山の石ではありません。


パーソナルトレーニングの事故から見えること

 

消費者庁の資料によると、事故情報データバンクに登録されたパーソナルトレーニングでの事故は、2019年からの約7年間で196件。件数は近年増加傾向にあり、2019年の14件に対し2025年は44件へと増えています。被害者は20代から80代以上まで幅広く、治療に1か月以上かかったケガが約4割を占めました。

 

さらにアンケートでは、トレーナーからの動作や負荷の指示を「無理だと感じることがある」人が約3割体調がすぐれないときでもトレーニングを行うことがある人が約3割という結果も示されています。「専門家に任せているから安心」と思っていても、無理は起こり得るということです。

 

消費者庁が挙げた事故防止のポイントは、とてもシンプルです。①気になることは伝える/②疲労や痛みの伝え方を確認する/③指示でも不安が残るならいったん止める。この3つは、そのまま歌のレッスンにも当てはまります。


ボイストレーニングも「他山の石」ではありません

 

声は、声帯という非常に繊細な器官の振動で生まれます。無理な力で張り上げたり、痛みや違和感があるのに続けたりすると、声帯の負担が積み重なり、声のかすれや故障につながるリスクがあります。フィットネスでの「過度な負荷」「体調不良時の無理」が、そのまま声にも起こり得るのです。

 

加えて、フィットネス分野に特定の国家資格がなく、民間資格が100以上あるのと同じように、ボイストレーニングにも公的な統一資格はありません。だからこそ、指導者の質は一人ひとり大きく異なります。「どのトレーナーに教わるか」が、上達だけでなく“声の安全”を左右します。


良いボイストレーナーを見分ける5つのポイント

 

安心して声を預けられる指導者かどうか。次の5点を目安にしてみてください。

 

① 音楽に関するプロの実務経験を持っているか
現場での歌唱・演奏・指導の実務経験があるか。理論だけでなく、実際の音楽の中で通用する感覚を持っているかは重要です。

 

② 生理学・解剖学など、科学的なメソッドを習得しているか
声帯や呼吸の仕組みを理解しているトレーナーは、「なぜその練習をするのか」を説明できます。感覚論だけでなく、身体の仕組みに基づいて指導しているかを確認しましょう。

 

③ 講師自身がデモンストレーションできるか
求める発声を、講師自身が実際にやって見せられるか。手本を示せることは、技術を体で理解している証でもあります。

 

④ 生徒の声帯周りの状態を、発声・歌声を聴いて聴き分けられるか
声を聴いただけで、今どんな状態か(息漏れ、締めすぎ、疲労など)を判断できるか。これができる講師は、無理をさせない調整ができます。

 

⑤ いきなり声帯に強い圧をかける発声から始めていないか
ウォームアップもなく、いきなり「が」のような声帯に圧力の強い発声練習からスタートするのは、負担が大きく危険です。段階を踏んで、負荷の低いところから積み上げるのが安全な指導です。


生徒側が「声の事故」を防ぐために

 

消費者庁の「伝える・確認する・止める」は、歌のレッスンでもそのまま有効です。

  • 伝える:喉の違和感、痛み、寝不足や体調、いつもと違う感覚は、遠慮なく講師に伝える
  • 確認する:その練習が何のためのものか、無理のない範囲かを確認する
  • 止める:指示された練習でも、痛みや強い不安が残るならいったん止める勇気を持つ

 

特に、喉が痛いとき・声がかれているときの無理な発声は避けてください。「今日は調子が悪い」と言える関係こそ、安全に長く歌い続けるための土台です。


モア東京ボーカル教室の考え方

 

モア東京ボーカル教室では、講師が現場のプロとしての実務経験を持ち、身体の仕組みに基づいた指導を大切にしています。生徒さんの声を実際に聴きながら状態を確認し、いきなり負担の大きい発声から入るのではなく、呼吸や姿勢、リズムといった土台から段階的に組み立てます。

 

上手くなることと、声を守ること。この両方がそろって初めて、歌は一生の趣味・技術になります。「無理なく、確かめながら」進めることを、これからも大切にしていきます。

✅ トレーナー選び・声を守るチェック

  • 音楽の実務経験と、生理学・解剖学に基づくメソッドがあるか
  • 講師自身が手本を示せ、声を聴いて状態を判断できるか
  • いきなり声帯に強い圧をかける発声から始めていないか
  • 違和感は「伝える・確認する・止める」。喉が痛い日は無理しない

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参考:消費者庁「パーソナルトレーニングでの事故に注意 ―ケガを防いで継続してトレーニングを行いましょう―」(令和8年8月6日)、消費者安全調査委員会 調査報告書「パーソナルトレーニングにおける事故」(消費者庁サイト)。

タグ

#ボイストレーナーの選び方 #声帯を守る #安全なボイトレ #発声の注意点 #ボイストレーニング #モア東京ボーカル教室

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