On My Wayの歌い方・意味|VIOLET ヴァイオレット/マイ・ウェイ|モア東京ボーカル教室
マイ・ウェイ(On My Way)|ミュージカル『VIOLET/ヴァイオレット』
ミュージカル『VIOLET』で歌われる「マイ・ウェイ(On My Way)」は、顔の傷を癒すために人生初の旅に出たヴァイオレットが、バスの乗客たちと共に高揚感を歌い上げるナンバーです。歌詞に登場する「ヨルダン川」の意味とは。曲の背景と歌唱のポイントを、プロのミュージカル俳優が解説します。
🎭 このページでわかること
▶ ミュージカル『VIOLET』の作品背景
▶ 歌詞の「ヨルダン川」が象徴するもの
▶ ソロ・ユニゾン・デュエットそれぞれの歌い方
ミュージカル『VIOLET/ヴァイオレット』とは
舞台は1964年、アメリカの公民権運動を背景としています。アメリカ南部の片田舎に暮らすヴァイオレットは、幼い頃に父親による不慮の事故で顔に大きな傷を負い、25歳の今まで人目を避けていました。
しかし今日、彼女は決意の表情でバス停にいます。あらゆる傷を癒すと噂の奇跡のテレビ伝道師に会うため、西へ1500キロ、人生初の旅に出るのです。
長距離バスの旅でヴァイオレットは色々な人と出会います。顔の傷を見た途端に目を背ける人々。南部出身で白人の老婦人。黒人兵士フリックと白人兵士モンティという対照的な二人の男性。思いがけない正体を現したテレビ伝道師。追憶の中にあらわれる父親。ヴァイオレットは人種を超えた様々な人の持つ葛藤や、多様な価値観に触れ、心の中が少しずつ変化していきます。
🎤 高く評価されたオフ・ブロードウェイ作品
本作は1997年にオフ・ブロードウェイにてプロデュースされ、7部門のドラマ・デスク・アワードにノミネート。ドラマ・クリティックス・サークル・アワードの最優秀ミュージカル賞、ルシル・ローテル賞の最優秀ミュージカル賞を受賞し、ジニーン・テソーリが手掛ける楽曲は高い評価を受けています。
「マイ・ウェイ」はどんな曲?
この曲は、旅を始めたばかりのヴァイオレットが、バスで乗り合わせた他の乗客たちと“ついに旅に出た”と一緒に歌う曲です。
🌊 「ヨルダン川を越えろ」が意味するもの
サビ部分に『ヨルダン川を越えろ』という歌詞がありますが、ヨルダン川はキリスト教における“象徴”の川を指します。旧約聖書では「ヨルダン川を渡った先には“約束の地”がある」とされています。
ヴァイオレットやバスに乗っている他の乗客たちの様々な祈りが、それぞれの約束された場所へ向かおうとする高揚感あふれる楽曲になっています。
「マイ・ウェイ」の歌い方・ポイント
バスが揺られているような前奏と、乗客たちのハミングから曲が始まります。それぞれの旅への期待を表現するように、明るい音色を意識しましょう。
🎤 歌唱の3つのポイント
▶ 歌い出しは語尾を伸ばしすぎない:ヴァイオレットは、時間が経てばコンプレックスを受け入れられると分かっていても待ちきれず、バスに乗ることにしました。伝道師に会えば傷が癒えると期待しているため、言葉を立てつつ、語尾を伸ばしすぎないように。楽譜上、伸ばすべきところとそうでないところのメリハリがつき、高揚感が表現されます。
▶ ユニゾンは食いつくスピード感で:他の乗客たちがユニゾンで参加するパートでは、音が食いついてくるようなスピード感を意識すると、『不安など捨て去って(バスに)飛び乗ってきた』という能動的な歌詞をうまく表現できます。
▶ 子供時代とのデュエットは「強さ」を:子供時代のヴァイオレットとのデュエットでは、旅を決めた今でもコンプレックスが付き纏っている様子が描かれます。しかしここでは悲しくなるのではなく、やっと向き合う覚悟ができたという強さを意識しましょう。
こうした場面ごとの歌い分けや、役の心情に沿った表現は、独学では難しい部分でもあります。モアのミュージカルレッスンでは、元劇団四季・東宝出演の講師が、曲の背景理解から「役として歌う」表現まで丁寧にサポートします。
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この曲を歌ってみたい方へ|モア東京ボーカル教室
モア東京ボーカル教室は、プロのミュージカル俳優が指導する、ミュージカルに強いボーカルスクールです。「マイ・ウェイ」のようなソロ・アンサンブル・デュエットが混在する曲も、人物像の理解から発声・表現まで、マンツーマンで丁寧に指導します。浦安・津田沼・葛西・錦糸町の4校とオンラインで、東京・千葉エリアから通えます。







