【Watch What Happens（ミュージカル曲）を上手く歌いたい！】Newsies/ニュージーズ　歌い方・歌唱法・ミュージカル曲解説

【曲名】Watch What Happens
【演目】Newsies/ニュージーズ

【演目について】
本作は、同名のディズニー映画（1992年）を原作としたミュージカル作品である。

19世紀末のNYに住む新聞販売少年たち（多くが孤児やホームレス）が本作の主人公である。逆境を抱えながらも、彼らに対して冷酷な社会や大人たちに果敢に立ち向かっていく様子が描かれている。

作曲は、ディズニー作品ではお馴染みのアラン・メンケンが担い、作詞は、ジャック・フェルドマン、脚本は、ハーヴェイ・ファイアスタインが担当している。

2011年にニュージャージー州の劇場で初演され、翌年からブロードウェイでの上演を果たし、その年のトニー賞で2部門を受賞している。

日本でも東宝とTBSの共同主催で2020年に初演される予定だったが、コロナウィルスの感染拡大により、延期。
2021年秋に日生劇場にて上演予定である。

【曲について】
この曲は、一幕後半に新聞記者のキャサリンによって歌われる。
「ワールド」紙を売ることで生計を立てていたニュージーズ(孤児やホームレスを中心とした新聞販売少年たち）は、オーナーによる理不尽な卸値の引き上げに怒り、ストライキを企てた。ニュージーズたちの生活と自由を守るべく、ストの中心として奮闘する本作の主人公ジャックの姿に心打たれたキャサリンは、彼らの取材を決意する。

理不尽な大人に抗おうとするニュージーズの姿を、
誠実な記者精神に則って報道しようという彼女の意気込みが紡がれた、パワフルなナンバー。

【歌唱のポイント・アプローチ】
前半からかなり言葉数が多いので、フレーズの途中で息切れしないように、しっかりと腹式呼吸を意識して、歌いましょう。
また、この曲にはシンコペーション（通常の弱拍と強拍のリズムを入れ替えることによって変化を与えること）が多用されているので、リズムをしっかり頭に入れてから歌いましょう。

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