「なんとなく歌っている」から抜け出すために──10・20代のレッスン
カテゴリ
最近、10・20代の方でご要望が多いのは何か?
特徴的なのは、「もっと上手くなりたい」という気持ちはあるものの、「何をどうすればいいか分からない」という状態で来られる方が非常に多いことです。
カラオケで歌う機会はある、SNSで歌ってみたを投稿している——そんな経験があっても、「自分の歌がこれでいいのか」という不安は、なかなか解消されません。なんとなく歌えてしまうからこそ、課題が見えにくいのです。
10・20代は、感覚的にも身体的にも伸びやすい時期です。ただし同時に、“自己流が固まりやすい時期”でもあります。例えば、「高音は力で押し上げる」「音程はなんとなく合わせる」といった癖が、そのまま定着してしまうと、後から修正するのに時間がかかります。
実際のレッスンでは、まず「今どこに問題があるのか」を整理するところから始まります。声が出にくい原因がブレスコントロールなのか、声帯周りなのか。ここが曖昧なまま練習を続けても、上達のスピードは上がりません。
また、「歌えるけれど、再現性がない」という悩みです。調子が良い日は歌えるけれど、日によってばらつきがある。これは基礎が安定していないサインです。逆に言えば、土台が整えば、歌のクオリティは一気に安定していきます。
もう一つ重要なのが、「方向性の整理」です。ポップス曲をやりたいのか、バンドで通用する声を作りたいのか。ゴールによって、必要なトレーニングは変わります。体験レッスンでは、この方向性も含めて整理していきます。
10・20代は、「伸びるかどうか」ではなく、「どう伸ばすか」で差がつく時期です。独学や感覚だけに頼るのではなく、一度きちんと自分の状態を把握し、正しい積み上げ方を知ることで、その後の成長は大きく変わります。
カテゴリ









