ドリームの歌い方・意味|シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ|音楽座ミュージカル|モア東京ボーカル教室
ドリーム|音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』
音楽座ミュージカルの旗揚げ作品『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』の主題歌「ドリーム」。作曲家を目指す青年・悠介と、厳しい境遇の中で生きてきた佳代が公園で歌うデュエットです。曲の背景と、悠介・佳代それぞれの歌い方のポイントを、プロのミュージカル俳優が解説します。
このページでわかること
音楽座ミュージカルの「原点」となった作品
「ドリーム」が単なる応援歌ではない理由
悠介と佳代、それぞれの歌い方
デュエットで相手の言葉を受け取るということ
『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』とは
『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』は、1988年に初演された音楽座ミュージカルの旗揚げ作品です。原作は筒井広志の小説『アルファ・ケンタウリからの客』。作曲家を目指す青年・三浦悠介と、孤児として育ちスリの世界で生きてきた折口佳代が出会い、地球にやってきた宇宙人を巻き込んで物語が展開します。音楽座ミュージカルは、この作品を自分たちの「原点」と紹介しています。
物語の核にあるもの
物語の核にあるのは、悠介と佳代が出会い、互いの中に眠っていた希望を見つけていくことです。
悠介は作曲家になる夢を追い、佳代は悠介の言葉や存在に触れて、忘れかけていた自分の夢を思い出します。夢を追うことが、才能や成功だけでなく、人とのつながりによって支えられる物語です。
「ドリーム」はどんな曲?
「ドリーム」は、筒井広志作曲、横山由和・ワームホールプロジェクト作詞の主題歌です。劇中では、悠介と佳代が公園で過ごす場面に置かれたデュエットです。
悠介は作曲家になる夢を追い、佳代は厳しい境遇の中で、自分の望みを心の奥にしまって生きてきました。悠介が夢を語ることで、佳代の中にも、かつて抱いていた希望がよみがえります。
「夢はかなう」と励ます応援歌ではない
この曲は、単に「夢はかなう」と励ます応援歌ではありません。
悠介にとって夢は、自分が進もうとする未来そのものです。
佳代にとっては、夢を持つこと自体を忘れかけていた自分に、もう一度目を向けるきっかけです。
悠介が夢を語り、佳代がその思いを受け取る場面です。二人の歌がどのように受け渡され、どこで同時に歌われるかは、楽譜や公演版に沿って確認が必要ですが、物語上は、悠介の夢が佳代の中にも希望を呼び起こしていく場面として描かれます。
悠介は佳代に夢を押しつけるのではなく、自分の信じるものを率直に差し出す。佳代はその言葉を受け取り、自分にも願ってよい未来があるのかもしれないと感じ始める。曲の明るさの内側には、佳代が希望を取り戻していく繊細な変化があります。
「ドリーム」が作品の主題歌として印象に残るのは、夢を個人の成功だけに結びつけず、人との出会いや支え合いの中で生まれ直すものとして描いているからでしょう。
二人の声が重なることは、同じ夢を同じ形で抱くという意味ではありません。異なる過去を持つ二人が、それぞれの思いを保ったまま、同じ未来へ視線を向け始める。その瞬間を歌にしたナンバーです。
「ドリーム」の歌い方・ポイント
① 悠介|夢を語り、佳代に届ける
悠介は、夢をかなえた人のように歌うのではなく、まだ道の途中にいる青年として歌います。
自分の希望をまっすぐに信じながら、それを佳代にも伝えたい。歌詞を客席に向けて発表するより、佳代に話しかける気持ちを持つと、場面の親密さが生まれます。
② 佳代|言葉を受け取り、自分の気持ちに気づく
佳代は、悠介と同じ強さで最初から夢を歌うのではありません。悠介の言葉を聴きながら、自分にも願いや憧れがあったことを思い出していきます。
歌い始めは、相手の思いに心を動かされる過程を大切にし、フレーズが進むにつれて、自分の声で夢を歌う実感を少しずつ強めていきます。
③ 二人の場面|相手の言葉を受け取る
劇中では、悠介と佳代が公園で歌うデュエットとして登場します。細かな歌い分けや同時に歌う箇所は、使用する楽譜・公演版に沿って確認します。
表現では、悠介が夢を語り、佳代がその言葉に心を動かされていく関係を大切にしましょう。相手の声や言葉を受けて、自分の気持ちが変化する過程を歌に反映させます。
楽譜に記された歌い分けを確認したうえで、「悠介が夢を語る」「佳代がその思いを受け取る」という場面の流れを軸に歌うと、劇中のドラマが伝わります。
デュエットで相手の言葉を受け取りながら歌う表現は、独学では難しい部分でもあります。モアのミュージカルレッスンでは、プロのミュージカル俳優講師が、曲の背景理解から「役として歌う」表現まで丁寧にサポートします。
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この曲を歌ってみたい方へ|モア東京ボーカル教室
モア東京ボーカル教室の講師陣は、劇団四季・東宝・ホリプロなどの舞台に出演してきたプロのミュージカル俳優です。「ドリーム」のような相手との関係で表現が変化していくデュエットも、人物像の理解から発声・表現まで、マンツーマンで丁寧に指導します。浦安・津田沼・葛西・錦糸町の4校とオンラインで、東京・千葉エリアから通えます。










