ドラムの音を聞き分けよう|キック・スネア・ハイハットの聴き方|モア東京ボーカル教室
🎯 この記事のポイント
「音源を聞き分ける講座」全5回の第2回。リズムの土台を担うドラムは、実は複数のパーツの集まりです。パーツごとの音を知り、音源の中で聴き分けるコツを解説します。
🎼 音源を聞き分ける講座(全5回)
▶ 第2回:ドラムの音を聞き分けよう(この記事)
音楽のリズムの土台を担う「ドラム」。普段は「ドラム=ひとつの楽器」と思われがちですが、実は複数のパーツが組み合わさってできている楽器です。今回は、ドラムセットを分解しながら、音源の中でどうやって聞き分ければいいのかを解説していきます。
ドラムセットは”楽器の寄せ集め”
もともとオーケストラでは、大太鼓、スネア、シンバルなどをそれぞれ担当する人がいました。それを一人でまとめて演奏できるように組み合わせたのが「ドラムセット」です。
主なパーツは次の通りです。
- バスドラム(キック):足でペダルを踏んで鳴らす、一番低い音
- スネアドラム:真ん中に置かれる小太鼓。タンッ!と抜ける音が特徴
- ハイハット:2枚のシンバルをペダルで開閉しながら叩く、チッチッという音
- タム(ロータム・ハイタム・フロアタム):音程の違う太鼓を組み合わせ、フィルイン(おかず)に使う
「おかず」ってなに?
ドラムの世界では、合間に入れる短いフレーズのことを「おかず」と呼びます。文章で言えば句読点のようなもの。AメロからBメロへ、サビへと曲が展開するときに「タカタカドン!」と入るアレンジで、音楽にメリハリをつけます。ライブなどで「おかずを増やしてください」とお願いすると、ドラマーが工夫してくれることもあるんですよ。
ドラムにもチューニングがある?
「えっ、太鼓にチューニング?」と驚く方も多いのでは。実はドラムも張り具合を調整することで音程が変わります。ライブ会場やホールの響きに合わせてチューニングを変えることもあり、ドラムは”叩けば同じ音”ではないのです。
聴き分けのコツ
曲を聴くとき、「ドラム」と一括りにして聴いてしまいがちですが、まずはパーツごとに耳を向けてみましょう。
- 「ドンドン」と低く鳴るのはバスドラム
- 「タンッ」と鋭い音はスネア
- 「チッチッ」と刻むのはハイハット
一度に全部を聴こうとせず、「今日はスネアだけに集中してみよう」といった”部分聴き”をすると、だんだん全体のバランスも聴こえてきます。
まとめ:ドラムはリズムの心臓
ドラムは、バンドのリズムを形作る”心臓”のような存在。歌やメロディーを支え、聴く人の体を自然に動かす力があります。次回は、同じリズムを下支えするもう一つの重要楽器「ベース編」。ドラムとベースが合わさることで音楽がどう安定するのかを体験していきます。
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